ハチマキ

今回の箱根駅伝で印象に残ったものの一つに、ハチマキがあります。

１区で、中央大学の走者が「一走入魂」と書かれたハチマキを締めて好走。
大学駅伝では珍しくなった凛々しいハチマキ姿から、シード復活に懸ける名門 中大の決意を感じ取ることができました。


もっとも高校駅伝では、ハチマキ姿は見慣れたもの。
むしろハチマキを締めているのが当たり前というぐらい、駅伝ファッションにハチマキは定着しています。
写真は、鹿児島実業時代の高田くん（現 早大競走部 駅伝主将）


ハチマチ（鉢巻）とは、昔、武士が武装の際、兜(かぶと)の下の烏帽子(えぼし)がぬげ落ちるのを防ぐため、ふちを布で巻いたこと。また、その布を指す言葉です。



必勝の意気を示す象徴となったハチマキは、日本のスポーツのあらゆる場面で、幅広く採用されることになりました。
高校のバレーボール

体育祭の騎馬戦

早大応援部リーダーとチア


いわゆる根性スポーツから脱却して、近代化が進んだ日本の競技スポーツ。
でも、日本伝統であるハチマキは、これからもアスリートたちを奮い起たせてくれることでしょう。
======

ラグビー大学選手権決勝戦では、帝京大が東海大を破り、前人未到の７連覇を達成しました。

【大学ラグビー】帝京大が７連覇達成　東海大に２７－１７ - 産経ニュース

帝京大学には、これからも社会人顔負けのラグビーの高みを目指してもらいたいです。
その強い帝京を倒すのが早稲田ラグビーの目標です。
それこそハチマキを締めて頑張って欲しいです。