外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ベースボール・クリニック9 月号

2011-08-21 18:16:01 | 大学野球
今朝、雨の音で目覚めました。

今日は、ENEOSグラウンドに行って、前橋マネージャー、前田将希、泉、山田敏貴らの早稲田OBたちの元気な顔を見るつもりで楽しみにしていました。

ENEOSでプレーする早稲田OBたちの顔ぶれをみると、野球が大好きで、そして社会人としても一流のナイスガイばかり。
ENEOSは名門企業だなあと、改めて思います。

それだけに、彼らと再会できなかったことは、まったく残念です。

川崎・等々力グラウンドでのENEOS戦が中止になったため、東伏見の二軍戦に一軍メンバーも急きょ出場したようです。
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自宅で体をゆっくり休ませながら、「ベースボール・クリニック」9月号を読みました。

ワールドカップ日本代表の小島啓民監督(諫早高校-早大-三菱重工長崎)の連載記事には、いつも感心させられるばかりです。

候補選手たちに日本代表としての高い志を養う、
日本のお家芸であった「スモールベースボール」を取り入れつつある海外強豪チームへの対策
必ずしも整備が十分でない人工芝グラウンドでの「右足前捕球」の解説、等々

国の誇りを懸けて戦う国際試合は、プロもアマも関係のない、言い訳のきかない世界です。

パナマで開催されるワールドカップは、10月に迫っています。
勝利のために、1日でも無駄にできないという息詰まる毎日を小島さんは過ごしていらっしゃることでしょう。

ガンバレ小島監督!
FB仲間で祝勝会を準備していますから
(^^)/▽☆▽\(^^)

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ベースボール・クリニック9月号では、着実に力をつけている立教大学の練習ぶりを伝える記事にも注目させられました。



トレーニング方法や寮の食事の改善、そして一般学生の認知度向上など、奇策は何もありません。
大学野球で強くなるためには、当たり前のことを当たり前に突き詰めていくことなんだと思います。



六大学各校が高いレベルで競い、その勝者が明治神宮大会でも頂点を極める。
その役目は、ぜひ早稲田が受け持ちたいものです。

あと10日で9月。
夏の鍛練も、いよいよ終盤戦に入ります。
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亜細亜大学に惜敗

2011-08-20 20:16:34 | 大学野球
本日行われた亜細亜大学とのオープン戦は、3対4で早稲田が敗れました。

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二週間ぶりに出勤しない週末。
布団から抜け出そうとした時の疲労感は、それはそれは酷いものでした。

しかし東伏見グラウンドに到着し、てきぱきと試合の準備作業をこなす野球部員の姿を眺めているだけで、心身の疲れがほぐれていくのが分かります。

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秋のリーグ戦に向けて、野球部は既に公式戦モードに入ろうとしています。
したがって、詳しい試合内容をブログに書くことは差し控えます。

ただ、早稲田打線の主軸が復調してきていることだけは、ぜひファンの皆様にお知らせしたいと思います。
そして、下級生部員の中から楽しみな戦力が台頭してきたことも。

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明日は、天候が心配ですが、一軍がエネオスの等々力グラウンドで、二軍が東伏見でオープン戦の予定です。

特に、東伏見の二軍戦は午前10時からのダブルヘッダーとなっていますので、お間違えないように。
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海外インターンシップ

2011-08-19 23:10:53 | 大学野球
まず最初に、名古屋で行われるオール早慶戦に行くことができなくなったことを、皆様に報告せねばなりません。

激動する外国為替市場、そして大震災等によって既存債務の返済が難しくなった方々への対応を考えたとき、例え半日であっても休暇を取ることは不可能でした。

名古屋ドームにおいでの皆様、私の分も、早稲田の応援を宜しくお願い申し上げます。

私は先ほど、早稲田の守護神である穴八幡神社の大鳥居に、早稲田必勝を祈願してまいりました。
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さて、昨年度の新人監督であった野崎くんが、明日から一ヶ月間、ロサンゼルス・ドジャース球団でのインターンシップに参加してくることになりました。


この制度は、早大野球部OBの「アイク」こと生原昭宏さん(故人。田川高校-早大-亜細亜大学野球部監督、ドジャース)のご尽力により始まったものです。


既に一流メーカーへの就職を決めている野崎くんですが、その前にドジャースの球団経営を現地で学ぶ機会を得たのですから、羨ましい限り。

もっとも、生原さんも学生時代には新人監督をお務めであったとのことですから、野崎くんのインターンシップも運命的なものということでしょう。

野崎くんには、メジャーリーグの文化を肌で感じてもらうのはもちろん、この早大生を対象とするインターンシップ制度が末長く続くよう、球団から高い評価を得てもらう責任があります。

野崎さん、頑張ってください。
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湯島「トンカーオ」

2011-08-18 23:34:58 | 好きなお店
今夜は、湯島のタイ料理店「トンカオ」で食事しました。


魚のレッドカレー炒め

白身魚は軽く揚げてから、炒めてあります。
ピリッと辛くて、お酒のつまみに最高です。


茄子のグリーンカレー

これも辛いですが、実に美味しい。
あっという間に食べ終わってしまいました。

汗だくになってしまいましたが、疲れ切った身体には、こんなメニューが一番です。
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円高、マネーロンダリング対策、来年度の予算…

毎日頑張っていますけれど、なかなか仕事にメドがつきません。

オール早慶戦の当日も、お昼頃まで重たい会議が入っています。
これは、本当にダメかな…
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大学野球あれこれ

2011-08-17 22:21:39 | 大学野球
今日も、遅い帰宅となってしまいました。

金融市場が荒れると、取引量が増加し、資金繰りに行き詰まるプレイヤーが増加し、そして、銀行内の報告書や会議も増えます。

かなり疲労が蓄積して、甲子園や東伏見の情報を楽しむ余裕がなくなってきました。

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関西の雄・立命館で、初めての応援団長が誕生したというニュースに接しました。
吹奏楽部に所属する四回生の難波しのぶさん。

その応援指導ぶりは、なかなかの迫力です。

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昨日の記事で取り上げた杉浦忠さんの写真を眺めていると、昭和32年(1957年)当時の立教黄金時代に思いを馳せてしまいます。

何といっても、プロ野球よりも六大学が人気のあった時代。
そこで、長嶋茂雄さんという国民的スーパースターを擁する立教が春秋連覇したのですから、池袋の熱気は頂点に達していただろうと思います。

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とはいえ、第二次大戦が終わってから10年あまり。
まだまだ貧しい日本でしたから、立教の優勝パレードも、手作り感の溢れる、村のお祭りというような趣きでした。


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この立教黄金時代、早稲田の先輩理事は伊丹安広さんが務めていらっしゃいました。


伊丹さんは、旧制佐賀中学(現在の佐賀西高校)から早稲田に進み、卒業後は社会人野球を経て早稲田の監督に。
私が学生時代には、神宮外苑長でいらっしゃいました。
1978年に野球殿堂入りされています。
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神宮外苑長の伊丹さんは、後輩の球児たちへのサポートにも熱心であったそうです。
伊丹さんからサポートを受けた球児の1人が、佐賀中学の直系の後輩である岡村猛さん、現在の早稲田の監督です。

岡村さんが指導されている現在の部員たちの中に、次の時代の東京六大学を支える人材がきっと育っているはずだと思います。
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週べ今週号

2011-08-16 21:20:16 | 大学野球
銀行のリスク管理部門に所属している私は、滅多にお客様に直接お会いすることはありません。

今日は、その滅多にない面談がありました。
後向きの用件のために香港から社長さんをお呼びしただけに、事前準備~条件交渉~報告書作成と続く一連の作業は、実に骨の折れるものでした。
(><)
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疲れ果てた私は、ちょっと早めの午後7時過ぎにオフィスを出ました。

路上に出て気がついたことは、日の落ちる時刻が確実に早くなっていることです。

少し前までは、午後8時近くまで明るかったように思います。
終わりの見えないような猛暑が続いていますが、入道雲の向こう側から、秋が忍び足で近づいていることを風景の変化から感じる夕暮れでした。

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週刊ベースボール今週号では、何を差し置いても、江尻慎太郎くん(仙台二高-早大-日本ハム・横浜)の、4ページにわたるロングインタビューをお読みください。

快速球を武器に自由枠でプロ入りしてから、苦労と工夫を重ねて、サイドスロー投手としてオールスター戦への出場を果たした江尻くん。


「10年間かけて、ようやく自分の力量と対等に向き合うことができた」
「僕の投球だけで、仙台とか被災地の方々に勇気が与えられるわけがない。そんな簡単なものじゃないでしょ?僕ができることは、与えられた素晴らしい仕事に感謝して、マウンドを大切にすることだけですよ」
「今年の結果は、僕の打たせた球を皆が守ってくれているだけ。周りには本当に感謝しないと」

江尻くんの言葉には、数多くの苦難を乗り越えてきた選手だけが語ることのできる重みがあります。
福井・斎藤・大石のルーキー三羽烏たちも、この先輩の心境に至るまで、努力に努力を重ねてもらいたいです。
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もう1つ、見逃せないページが、杉浦忠さんに関する記事です。

立教大学から南海ホークスに入団して二年目の昭和34年(1959年)。
杉浦さんは、年間371イニング(!!)を投げて、38勝4敗、防御率1.40という、とてつもない成績を残しました。

あと10年早く生まれていたら、長嶋・杉浦・本屋敷の立教黄金時代をリアルタイムで観戦できた計算になりますが、こればかりは仕方がありません。

ところで、杉浦さんの隣にいる村山実さんは、関大からプロ入りしたばかりのルーキー。
市川雷蔵さんのような男っぷりですねぇ。
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好きなユニフォーム(Appendix)

2011-08-15 22:16:50 | 大学野球
今日も、しんどい1日でした。

私が利用するシステムの動きが朝から不安定。
そのシステムをサポートしてくれるチームがインドにいるのですが、時差が3時間半ある上に、あいにく今日はインドの独立記念日。
なかなか連絡すら取れません。

何とかシステムが安定したのは、午後2時を回った頃でした。
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別の外資系金融機関に勤務する早稲田OBの方も、土日とも出勤したそうです。
おかしなもので、そんな話を聞くと、少し癒されるような気分になります。
同病、いや、同業相憐れむといったところでしょうか。
(;_;)
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オフ会仲間からオープン戦の知らせが次々に入ります。
高校生練習会以来、一度もグラウンドに足を運ぶことのできないとしては、1日も早く、現在の苦境を乗り切りたいという思いで一杯です。

それまでは、帰宅後に野球雑誌を眺めることが唯一の楽しみ。


このところロッテの先発陣に定着した大谷智久投手(報徳学園)。
高校-大学-社会人と、全てのステージで優勝を経験している強者です。

粘り強く低めに球を集めるのが信条の大谷くんは、フィールディングも天下一品です。

プロにおいても、敗戦処理で実績を積み重ねて、先発を任されるまでの信頼を勝ち得ました。


大谷くんと同期の宮本賢投手(関西高校)

投球だけでなく、打撃も天下一品でした。

そろそろ、プロ一軍に定着してもらいたいです。
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好きなユニフォーム( 完結編)

2011-08-14 21:10:12 | 大学野球
今日も1日オフィスで過ごしました。

帰り道に「成城石井」に立ち寄ったら、レトルトのグリーンカレーとレッドカレーが棚に。

暑さと疲労のためか、このところカレーにしか食欲が湧いてこなくこなくなってしまった私です。
すぐに買い込んでしまいました。
(;^_^A

リーマンショックの時には、連続で40日余り出勤したことがあります。
今回は、そこまでの状況にならないと思っているのですが、不安が全く無いというわけではありません。

とにもかくにも、名古屋ドームだけには行きたいです。

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さて、「好きなユニフォーム」の完結編です。

まず、立教の野口裕美投手(米子東)。
怪物・江川が卒業した後、奪三振王として東京六大学を席巻しました。

左からの角度とキレのある速球と変化球に、他校のバッターたちはキリキリ舞いでした。


残念ながら写真の中の野口投手は練習着です。
でも、海の家のような造りのブルペンでの投球練習が、学生野球の原点を感じさせてくれます。
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次に、慶応の堀場秀孝捕手(丸子実業)。


高校時代から、ワイルドで力感溢れるプレーがファンを魅了しました。

六大学でも、高田繁さんの持つ最多安打記録に、あと一歩まで迫る活躍でした。

現在は長野県議会議員の堀場さん。
県議会においても、長野県民の皆さんのために、体を張って頑張っていると確信します。
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好きなユニフォーム( 法政大学編)

2011-08-13 21:26:52 | 大学野球
今日は、休日出勤でした。
そして、明日も…。

米国の国債格下げに揺れる今年の夏は、休暇どころか、週末すら、なかなか休めません。
(;_;)
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昨夜は、源兵衛に立ち寄って、1週間分のストレスを癒しました。

お店の方々と肩の凝らない雑談を交わすしていると、勤務時間中にピリピリとしていた気持ちが、カイロプラクティスにでも行っているように穏やかになってくるのです。
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このブログを訪れてくださる皆様とシェアすべきトピックは、高校生練習会に参加したSくんのことでしょう。

Sくんは、野球雑誌のドラフト候補にも名を連ねる大型左腕。

お父上が早大野球部OBということもあって、練習会の後、大学職員Yさん(元・野球部マネージャー)に連れられて源兵衛に立ち寄りました。

Sくんは、Yさんのアレンジで見学した早大応援部のパフォーマンスに大感激したそうで、源兵衛で「もし早稲田に合格したら、応援部に入部したい」と発言し、周囲に動揺が走ったとか…
(;^_^A

かたや、Sくんのお父上と早稲田で同期だった、応援部OBのUさんも、カウンターで飲んでいました。

ちなみに、Uさんは、いまだ独身。
源兵衛の女将さんから、「Uさん。ちゃんとお嫁さんをもらっていたら、Sくんぐらいの息子がいたんだよ」と説教されてしまったそうです。
(><)
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東伏見での練習会、応援部のパフォーマンス、そして源兵衛でのOBとの交流…

早稲田の空気を身体全体で感じ取ったSくんが、入試を突破して東伏見に登場してくれることを、心から祈ります。

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さて、高校野球にまつわる話題で法政大学出身者を取り上げるとなると、2人の怪物を避けては通れません。

まず江川卓投手(作新学院)


投球をファールしただけで、その打者に対して「おお、バットに当てた!」と、甲子園球場全体から拍手が送られるという、とてつもない化け物の江川投手。

江川投手に匹敵する存在感を示すような剛球投手は、松坂世代にも見当たりません。
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次の化け物は、小早川毅彦選手(PL学園)


ドラフト指名を蹴って入学してくる選手がゴロゴロしていた時代の法政。
そんなスケールの大きい選手たちが集う法政にあって、一年生の春から四番打者を務めた小早川選手は、理屈抜きに飛び抜けた存在でした。

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このところ、こじんまりしたチームという印象を受けてしまう法政。
しかし私としては、いつの時代においても「こんな選手が学生野球にいるのは、反則ですよ」と他校が嘆くような大型チームであって欲しいと法政には期待します。
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好きなユニフォーム( 明治大学編)

2011-08-12 22:04:59 | 大学野球
今朝の東京駅は、普段とは全く異なる雰囲気でした。

駅の構内は大変な混雑なのですが、殆どの人が新幹線乗り場に向かって急いでいます。
一方、改札口を一歩出ると、歩く人はまばらで閑散としています。

我らが早稲田大学も、今日から1週間は完全にお休みとなって校門を閉め切られて、図書館の利用もできません。

源兵衛や八幡鮨も明日から夏休みに入ります。
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今夜は、高校野球の明治大学編です。

まず登場してもらうのが、鹿取義隆投手(高知商業)


高知商業は、安岡、吉原、明神らが進学するなど、明治と縁の深い伝統校です。
その中でも、鹿取投手は、高橋三千丈投手(静岡商業)との二枚看板として、昭和五十年代前半の神宮を彩るスター選手でした。


続いては、平田勝男遊撃手(長崎海星)


テレビ観戦していた時、長崎海星のユニフォームの胸の筆記体を見て、「なんだか明治っぽいなあ」と感じていたら、本当に平田くんが明治にやってきました。

彼の抜群の守備力によって、早稲田が安打性の当たりをどれだけアウトにされたか分かりません。
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