智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

「お受験」の塾探しのこと

2008-03-21 18:53:40 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
娘が年少の春に小学校受験を決め、学校選びをスタート。

それと同時に、お受験のための「塾」探しを始めました。

結局は、どこにも行かずに受験したのですが、当時は、どこかの塾か幼児教室に通わせるつもりでした。
世間ではまだまだマイナーな「小学校入試」。
その特殊性に対応するためには、やはりその道のプロに指導を仰ぐことが必要だと思ったからです。
ただし、通わせるのは年中の4月(受験の1年半前)からと決めていました。
理由は3つ。

1つ目。
年少~年中のうちは、家庭での「体験学習」がとても重要だと考えていたから。
2つ目。
あまり早くから塾に通わせると、合格するための勉強になってしまうのではないか、またそれに「慣れ」てしまうのではないかという危惧があったから。
3つ目。
入会金、授業料などの経済的負担を少しでも抑えたいから。(おとといのブログにも書きましたが、やはり、本音の部分)

1つ目について…
たとえば、日常のちょっとした場面で「語彙力」をつけたり「常識」を増やしたりすることができます。
最近の子は「まないた」という言葉を知りません。
発音も難しいみたいで「なまいた」「なまいた」と言います。
他にも「しゃもじ」「おたま」といった台所用品などは、家庭で料理をしながらまとめて覚えさせます。
「さて、問題です。この名前は何でしょう?」
などと聞いて、どう使うか実際に見せます。
また、さらに踏み込んで、
「では、これは何でできているでしょう?」
とモノによる素材の違いを聞いてみたりします。
日常、普通にやっていることなのですが、それを少し「意識」してやるように心がけるのです。

また、お外で遊ぶことも重要な「体験学習」。
娘は体を動かすことが大好き。
晴れたお休みの日には、必ず外に出て思いっきり公園で遊ばせました。
公園へ行くと、気温の変化、草花や木々の色の移り変わりなど、四季の変化を肌で実感することができます。
大切なのは、それを必ず「言葉」にすることだと思います。
昨日も「お別れ会」に行く時、途中、ある公園を横切って行きました。
「春になったというのに今日は雨だし寒いね~。でも、もうたんぽぽがさいているよ。さくらのつぼみもうすいピンクになって膨らみ始めたね~。いつ開くのかな?楽しみだねー」
思っていてもなかなか言葉にしないことって、多くないですか?
何気ない日常の一こま一こまを、私たち親が「意識」して「言葉」にしてあげることが大切だと私は思うし、それがまさに幼児にとっての「体験学習」なのだと思うのです。

あと、年少や年中のころは、お兄ちゃんと一緒にいろいろな「博物館」や「動物園」などにもよく連れて行ったもんです。


こうして、年少から年中のうちは「体験学習」がまさしく「お受験」勉強。
ここでしっかり「体験」を積み重ねておけば、ペーパー学習に進んだときに苦労することもないのです。

大切なことは、「お受験」のための勉強にならないよう、子どもが自然な感覚で楽しく学習できるように持っていくべきで、そこのところは親の力量が問われると思います。
コメント (1)
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