先週日曜日、区の剣道大会があった。
「は~、試合、嫌だな…」
はたまた
「は~、面を付けていなかった時に戻りたい…」
とため息をつく。
半年ぶりの大会。
まだ幼い身体を剣道着と防具が包む。
朝のため息が気になっていたけれど、
娘は動ずることなく冷静に、
時に躍動して相手を追い詰める。
ビデオも撮りたいけれど、
しっかりとこの目でも見たい。
親のほうがドキドキしているかもしれない。
ズームしたその面の向こう側の瞳は、
女の子ではなくて、
勝負する者の眼だ。
「足が出てないよ」
「とにかくよく見て」
そんな私の声はもう…というより、
とっくに必要なかったのかもしれません。
☆個人戦三位!
団体戦は女子三人で挑み準優勝!☆