BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

A to Z

2006-09-01 22:54:00 | のほほん日記
なんかこっちに帰るとまるっきり車生活で、運転するのは好きじゃないけど、たまーにすっごくめんどくさいなぁって思うことがある。
電車乗りたいなぁーとか思う。
電車すきなのですよ。どんなぼろい電車でも乗って景色を見るのが楽しい。本を読んだりして時間をつぶすのが楽しい。
だから久々ローカルな地元の汽車に乗ってみた。
弘前で地元出身のアーティスト奈良美智の展覧会があるので、それを目当てに久々の列車の旅。といっても30分もあれば着くのです。
高校生のときによく使ってた駅。まったく変わってない。車両もボックス型の席もみんな同じ。通学時間をそれた車内は静かで居心地が良い。りんご畑の中をぐんぐん汽車は走ってくよ。
着いた弘前市の駅の変わりように驚いた。そういや、駅が新しくなったんだった。あの古くて上るのが億劫だった階段が自動のエスカレーターになっていて、楽チン。
駅からは100円バスで展覧間のそばにいく。途中昔から好きだった店でランチを食べる。いつもは車を止めるのに一苦労するのですが、車がないと身が軽い。
奈良美智の展覧会はこのところ毎年のように同じ場所で開かれてる。もうすっかり地元に定着した、おなじみといってよい。
りんごの倉庫を改造した場所で行われる。この倉庫が独特の雰囲気があってなかなか好評。ひんやりした店内は暑い夏にとっては極上の隠れ家だ。
今回の展覧会「AtoZ」はこの会場となる倉庫の中にAからZまでの小さな小屋が(部屋が)作られている。そのアルファベットの小屋も木のプレハブのような、掘っ立て小屋のようななんとも味がある家である。私たちは奈良美智のアートの世界の住人、旅人になったように、その中を順繰りめぐっていくのだ。今までの展覧会の中で一番好きだ。なんだか美術館に来たという気がしない。おとぎの国か、テーマパークか、まぁ、そんな感じだ。
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