BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

ぶるっときたのは寒さのせいだけじゃない

2006-09-27 23:57:00 | のほほん日記
---そうだ、京都に行こう。
JR東海の京都シリーズ。私はこのCMが好きだ。駅ポスター広告なんぞ見てしまうとぞくぞくする。もう今すぐ新幹線で京都へ行きたくなるそんな京が一年で1番騒がしくなる秋、空がどこまでも高い天気が良い秋分の日、私のお友達の結婚式が京都の日航ホテルで行われた。
結婚式はチャペルで、披露宴は本人たちのこだわりが見られるちょっと変わった式だった。といっても、進行は普通のどこにでもあるようなホテルの披露宴。でも始まっていきなりケーキ入刀だったし、わたしはびっくりして「ええ!もう?」とカメラを構えるのにあたふたしてしまった。キャンドルサービスもなかったし、面白かったのが新郎&新婦さんが各テーブルをまわりうちらと記念撮影を撮るっていう趣向。こじんまりしてながらもけして派手ではないが暖かい雰囲気だった。これも御寮人の人柄が現れてるのだろう。新婦である私の友人はちょっと緊張した面持ちだったが、印象だったのは何より始終ニコニコ満辺の笑みの新郎。新郎の友人がこんなにうれしそうな姿始めて見ましたっていうくらい顔から笑顔がこぼれそうで、よっぽどうれしんだろうなーって思った。あと新婦のカクテルドレスが変わってた。普通は色付きで今回は何色だろう。。。て想像するのが常なのに、彼女のはこれまた淡い白地にバラ模様ですごく上品でかわいらしかった。やさしい雰囲気が似合ってたんじゃないのかなぁ。
さてこの日は神戸の友人の紹介してくれた美容院へ朝行きました。阪急沿線沿いのその美容院は駅から少し坂をあがったことにあるビルの3Fにある小さな美容院だった。お店の名前は[Djibril]っていいます。どんな意味だ?聞いたら大天使カブリエルから取ったそうです。何語だろう?英語ヘブライ語アラビア語?美容院のお向かいには立派な教会が見えてました。なんか五番街のセントパトリック教会思い出します。やっぱ神戸の雰囲気はいいですね。
お店の内装もおしゃれで、ヘアスタイリストである店長さんもハンサムでかっこよかった。いいなぁ、私もこんな担当美容師ほしいわーーー。10時に予約してメイクとセットで1時間で終了。
そこから京都へ阪急で移動したが余裕で到着。しかしなんと烏丸駅の地下の出口が恐ろしく広い。改札口から出ると23番。ホテルの案内では最寄が5番出口。重い荷物を引きずり延々と歩く。しかし5番出口は高島屋とつながっていてなんだか四条河原町へ来てしまったらしい。駅員へ質問するとこの出口とはまた違う5番出口が私が降りた烏丸の23番出口の奥にあるらしい。なんともややこしい。しょうがないので私はまたまた思い荷物を抱えて戻ることになった。せっかく決めた美容院でのヘアもだんだん乱れておまけに汗がだらだら出てくる。だって、京都暑いんだもん。


夜は式のあったホテル(http://www.princess-kyoto.co.jp/)に泊まることができました。豪華な良いホテルでこんなとこに泊まれるなんて夢見たいです。その一泊を利用して空いてる時間で今日見物しました。

★船岡温泉
むかーし、NHKのテレビ番組「京都上る下がる」で放映されてたのを見て以来一度行ってみたかった銭湯です。ホテルの素敵なバスタブも捨てがたいですが、ここは一つ京都庶民の銭湯へ行ってみました。なんといっても入り口といい雰囲気が最高です。周りの民家とも雰囲気が溶け込んでいて素敵です。何よりいいのがお風呂のタイル。(国の文化財に指定されてるくらいです)大正ロマンバッチリ。脱衣場の天井に見られる鞍馬の天狗さんの堀ものが立派。ここは銭湯ながらも露天風呂があるのもいい。京都という土地柄外人さんもチラホラ・・・いいですねぇ。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/6711/
お風呂あがりはこの近くにある「さらさ西陣」というお風呂を改築してできた有名某カフェ(ここもタイルが素敵)でジュースいただきました。

★先斗町
夜遊びに行っちゃいました。鴨川の西側にあるほそーい路地にある歓楽街です。京都らしい雰囲気のあるお店がいっぱいでさらに西側にある木屋町通りと所々繋がってたり繋がってなかったり、その都度通りにけられます・ませんの表示が出てるとこが面白い。鴨川サイドの店では川床あります!!ってどこに暖簾が出てる。土曜の夜ということもあり通りには人手がいっぱい。鴨川なんて高校生の集団でいっぱい。若者のたまり場だー。
風呂から上るとお腹がすいたので橋の袂にあるラーメン屋で中華そばを食べて、帰ろうと思ったのですが、すごーく気になるJAZZバー発見。ちょっとだけよっていくつもりで中に入りました。
お店の名前は「HALLODOLLY」。週末だけライブをらしく、薄暗くランプの明かりが素敵な店内はアンティークがあるような順喫茶のようなバーのような、私の好きな雰囲気だ。ジャズのライブが行われてるのはうなぎの寝床のような小さな狭いお店の一番奥。鴨川に面した窓の前にドラムス・ベース・ピアノが置かれ演奏が始まってた。細長いテーブルにふかふかの豪華なソファがステージの前に置かれ数組のお客さんが聞き入ってる模様。しかしまだ始まったばかりみたくて、はじめの2曲のあとボーカリストが登場して謳い始めた。曲の説舞を挟みながら1-2曲ずつ歌う約30分のライブ。NYのジャズに比べるとどこかお上品でお堅い雰囲気だけど、やっぱりジャズはジャズ。あー、いいわ。しばしジャズの音楽に酔いしれていい時間をすごしてしまった。その後結局もう一度あったラストステージも見てしまった。2時間以内ならステージはいくら見ても料金は同じそうだ。次のライブまで20分ほど時間に間があったが、同じテーブルの人たちとおしゃべりしてたりしたら、意外にあっという間だった。
京都はジャズが有名だとか。気軽に入れる店がいっぱいあるみたいでうらやましいです。

★寺めぐり
結婚式の次の日は寺めぐりしました。まずは京都駅南側にある東寺(とうじ)。大きな五重塔が立派なおっきなおおきなお寺でございます。五重塔の仏像は残念ながら見られません。正月3が日と秋の特別拝観日以外は見れないらしい。ああ、悲しい。日本のお寺ってどうしてこうもけち臭いのかなぁ。世界遺産でも海外だともーっと身近に見れるのに。
しかしここの本殿(金堂&講堂)の仏さんはすごいぞ!きたきたきたー。
特に21体の仏像が見れる講堂は圧倒だ!まじで見た瞬間その迫力にぶるっと来てしまいます!!まるで仏像さんたちの寄り合いです。パレードです。ファッションショーです。
ほかじゃなかなか見れないインドから来た仏像さんも身近に見れちゃうんで一押しのお勧めだ。
次はもみじで有名な永観堂。境内にはもみじが迫って、きっと紅葉時はめちゃくちゃきれいに違いありません。ここの名物ちょっとかわった「見かえり阿弥陀」。阿弥陀様が横向いて振り向いてるのです。まるでどこかのアイドル歌手の振り付けのように優雅なお姿。その昔この寺の和尚さんが夜中にふと自分の前に歩く人物に気が付いて「はっと」すると、それがこの阿弥陀さまだっらしい。「遅いぞ永観!(和尚さんの名前)」と言ったのがいわれ。ちょっとユーモアあって面白い。
次が南禅寺。湯豆腐目当てで行きましたが、ここももちろん行きました。おっきな山門がすばらしく、でも拝観料が高いの上りませんでしたが、あとTVドラマ「黒革の手帳」の撮影で気になってた水路閣!ローマ帝国の水路跡のように赤レンガの洋風の作りなのに、その古さがお寺の雰囲気と見事に調和されててすごく素敵。上から見ると琵琶湖から轢いた疎水が今でも勢いよくい流れてていました。
お寺のお庭もすごくきれいに石(砂模様)が手入れされてて癒されました。
湯豆腐はお向かいにあるガイドブック等で有名な店でいただいた。初めて食べたけど、湯豆腐だけじゃなく田楽やらゴマ豆腐やらたくさんあってうまかったー。

日曜日の京都はものすごく混んでました。秋だから?天気が良いから?それともいつも日曜はあんなもん?四条河原町のアーケード街なんて人の頭の海でバスから見てて気持ち悪くなったりして。