次の日も良く晴れた。
昨日の夜蚊に何箇所もさされて、かゆくて目がさめた。ジウンがシャワーを浴びてる間に適当に朝ごはんを作った。
インスタントラーメンである。
蚊のおかげでゆっくり寝れなかったので、のんびりチェックアウトの時間ギリギリまで、11時ぐらいかなぁ、部屋で過ごした。
今日はキョンジュの町の中を見に行こうと思い、私達はコンドミニアムを出た後、レンタルで自転車を借りた。
しかし市街地に行くとレンタバイク屋の親父にいうと「あんなとこまで?!遠すぎる!!」と言われた。そんなに遠いのか?大丈夫なのか?と不安に思ったが、ジウンは気にしてないようで、さぁ行こうと乗り気なので、私も久々の自転車だし張り切って走り出した。市街地までは30分くらいひたすら下り坂だった。のどかな河原に田園風景が続き、並木道の緑も青々しててすごくさわやかだった。むしろ天気もよく汗もかいてTシャツで十分な気候。青森はやっと桜が咲きだしたというのに、ここはもはや夏である。しかしひたすら下りなため、帰りのことを考えると恐ろしい気もしてきた。が、今は後のことは考えまい。。。とひたすら突き進むことにした。しばらく延々と自転車をこいでやっと市街地らしいとこへ入り込んだ。キョンジュのダウンタウンは古い韓国の田舎の町並みを感じさせるもので、取り立てて魅力もあるわけではないが、なんとなく埃や風がアジアを感じさせるものがあった。うまくいえないが、匂いとか雰囲気とかがアジアなのである。日本では味わえないような感覚だ。
私達はキョンジュの駅から程近い「古墳公園」へ移動しました。ここは小高い盛り上がった大きな山のような古墳がたーくさんある場所です。
一見すると緑の小さな山みたいに見えるのですが、これが全部古墳かぁと思うと爽快です。天気もよく緑がきれい。その古墳公園の中にチョムソンデという東洋最古の天文台がある。7世紀ごろ立てられた不思議な形(とっくりみたい。。。)をした石の塔である。中央に穴が開いていて昔はそこにはしごをかけて出入りしていたというんだけど、けっこう高い場所にあった。星見台ってことで、なんだかロマンチックである。けっこう暑かったので、ここでアイスを買って木陰で食べた。ほんとに夏みたいである。
その後そこから10分ほどいったとこにあるイメジョンという昔の皇帝の夏の離宮へ行った。ここは大きい池と庭が自慢らしく、池を見渡せる離宮から見る景色がきれいで、何より涼しい。夏の離宮って言うのもなんとなくわかる。風通しがいいもの。見物を終えるとまた木陰でおしゃべりした。ジウンが私がNYを去った後いろいろあった事件について語りだした。けっこう長くしゃべっててきっと1時間ぐらいいた気がする。気がつくともうそろそろコンドミニアムに戻ったほうがいい時間になってた。実は始め自転車を借りるとき2時間と言う約束だったとか。しかしこの時点で3時間半ぐらいはたっていた。しかも帰りはひたすら上り坂。さすがに最後の坂では私も自転車を降りて歩かざるを得なかったけど、想像したよりは辛くなく帰れた。
かなりの時間をオーバーしたのに、貸自転車屋のおやじは追加料金を請求しなかった。これにはジウンも喜び、「彼はなんていい人なのかしら!!」と言ってた。
私達はなんとか路線バスに乗りキョンジュの駅にたどり着いた。駅の正面にある大通りには夕焼けが迫っていて、夕暮れの喧騒と車の煙で、少しガスがかかって見えて、なんとなく不思議な風景が広がっていた。私ここがアジアだなと思う風景であった。
さて、プサン行きの最終電車は7時だった。出発するまでまだ30分あったので、駅の待合室でのんびり座って待つことにした。その間ジウンと私はキョンジュブレッドを食べて待ったりした。K-TRAILでプサンまで2時間である。しかし以外にもKTXよりも電車の座席は広く乗り心地が良かった。通勤や旅行者なので列車はほぼ満席の状態だ。夕暮れから夜に変わる時間を列車はのんびり田舎道を走る。日本と似てる風景なのに日本じゃないっていうのは不思議だ。そしてジウンと電車に乗ってるのもなんだか不思議であった。今回はいつも使う地下鉄のドンナエ駅とは違う駅で降り、商店街をのんびりした。日本の駅前商店街のようにたくさんの惣菜などを売る店があって、今日の晩御飯にジウンはトッポギ・マンヅゥ・ギンパなど色々買っていた。マンドゥはキムチ味もあって普通のと両方買った。私達は家に帰り二人でそれを食べたが、すごくおいしかった。さすがにトッポギは辛すぎて私にはあんまり食べれなかったけど。ジウンが勧める地元商店街なだけある。
昨日の夜蚊に何箇所もさされて、かゆくて目がさめた。ジウンがシャワーを浴びてる間に適当に朝ごはんを作った。
インスタントラーメンである。
蚊のおかげでゆっくり寝れなかったので、のんびりチェックアウトの時間ギリギリまで、11時ぐらいかなぁ、部屋で過ごした。
今日はキョンジュの町の中を見に行こうと思い、私達はコンドミニアムを出た後、レンタルで自転車を借りた。
しかし市街地に行くとレンタバイク屋の親父にいうと「あんなとこまで?!遠すぎる!!」と言われた。そんなに遠いのか?大丈夫なのか?と不安に思ったが、ジウンは気にしてないようで、さぁ行こうと乗り気なので、私も久々の自転車だし張り切って走り出した。市街地までは30分くらいひたすら下り坂だった。のどかな河原に田園風景が続き、並木道の緑も青々しててすごくさわやかだった。むしろ天気もよく汗もかいてTシャツで十分な気候。青森はやっと桜が咲きだしたというのに、ここはもはや夏である。しかしひたすら下りなため、帰りのことを考えると恐ろしい気もしてきた。が、今は後のことは考えまい。。。とひたすら突き進むことにした。しばらく延々と自転車をこいでやっと市街地らしいとこへ入り込んだ。キョンジュのダウンタウンは古い韓国の田舎の町並みを感じさせるもので、取り立てて魅力もあるわけではないが、なんとなく埃や風がアジアを感じさせるものがあった。うまくいえないが、匂いとか雰囲気とかがアジアなのである。日本では味わえないような感覚だ。
私達はキョンジュの駅から程近い「古墳公園」へ移動しました。ここは小高い盛り上がった大きな山のような古墳がたーくさんある場所です。
一見すると緑の小さな山みたいに見えるのですが、これが全部古墳かぁと思うと爽快です。天気もよく緑がきれい。その古墳公園の中にチョムソンデという東洋最古の天文台がある。7世紀ごろ立てられた不思議な形(とっくりみたい。。。)をした石の塔である。中央に穴が開いていて昔はそこにはしごをかけて出入りしていたというんだけど、けっこう高い場所にあった。星見台ってことで、なんだかロマンチックである。けっこう暑かったので、ここでアイスを買って木陰で食べた。ほんとに夏みたいである。
その後そこから10分ほどいったとこにあるイメジョンという昔の皇帝の夏の離宮へ行った。ここは大きい池と庭が自慢らしく、池を見渡せる離宮から見る景色がきれいで、何より涼しい。夏の離宮って言うのもなんとなくわかる。風通しがいいもの。見物を終えるとまた木陰でおしゃべりした。ジウンが私がNYを去った後いろいろあった事件について語りだした。けっこう長くしゃべっててきっと1時間ぐらいいた気がする。気がつくともうそろそろコンドミニアムに戻ったほうがいい時間になってた。実は始め自転車を借りるとき2時間と言う約束だったとか。しかしこの時点で3時間半ぐらいはたっていた。しかも帰りはひたすら上り坂。さすがに最後の坂では私も自転車を降りて歩かざるを得なかったけど、想像したよりは辛くなく帰れた。
かなりの時間をオーバーしたのに、貸自転車屋のおやじは追加料金を請求しなかった。これにはジウンも喜び、「彼はなんていい人なのかしら!!」と言ってた。
私達はなんとか路線バスに乗りキョンジュの駅にたどり着いた。駅の正面にある大通りには夕焼けが迫っていて、夕暮れの喧騒と車の煙で、少しガスがかかって見えて、なんとなく不思議な風景が広がっていた。私ここがアジアだなと思う風景であった。
さて、プサン行きの最終電車は7時だった。出発するまでまだ30分あったので、駅の待合室でのんびり座って待つことにした。その間ジウンと私はキョンジュブレッドを食べて待ったりした。K-TRAILでプサンまで2時間である。しかし以外にもKTXよりも電車の座席は広く乗り心地が良かった。通勤や旅行者なので列車はほぼ満席の状態だ。夕暮れから夜に変わる時間を列車はのんびり田舎道を走る。日本と似てる風景なのに日本じゃないっていうのは不思議だ。そしてジウンと電車に乗ってるのもなんだか不思議であった。今回はいつも使う地下鉄のドンナエ駅とは違う駅で降り、商店街をのんびりした。日本の駅前商店街のようにたくさんの惣菜などを売る店があって、今日の晩御飯にジウンはトッポギ・マンヅゥ・ギンパなど色々買っていた。マンドゥはキムチ味もあって普通のと両方買った。私達は家に帰り二人でそれを食べたが、すごくおいしかった。さすがにトッポギは辛すぎて私にはあんまり食べれなかったけど。ジウンが勧める地元商店街なだけある。