BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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岸壁練習スタート

2008-05-11 21:38:11 | ねぶた
ついに土曜日からねぶたのお囃子の練習が岸壁(青森湾岸)に移動になりました。
今までは古川の市民センターとアスパムでしたが、
これからは夏のねぶた本番までずっと外で練習です。
しかしまだ5月です。
もう岸壁といえばすぐそこが海なんで、風が冷たいのなんのって。
厚着をしてくるようにメーリングリストに書かれてたんで、セーターにコートで行ったんだけど甘かった・・・
もう寒くて途中から車にあったブランケットを頭にぐるぐる巻いて耐えた。
なりふり構ってられないってやつで、私のほかにも同じくほっかむりしてた人がいて、みんなでお互いを見て「どこの国の人・・・?」と笑いあいました。
しかし、日が沈みだすと寒さもいよいよ厳しくなり、
手先の感覚がなくなり、自分でも何がなんだかわからなくなりました。
こんな状態で練習して、これは意味があるんでしょうか?
結局近所から苦情が来るという話で土曜の夜の練習は6月からになったんですけど。
日曜は午前中に練習。
やはり太陽の光があるとこんなにも違うのか!というほど、ましでした。

今日はなんと練習終了後にねぶた小屋へ連れて行ってもらいました。
今回は特別に製作中のねぶたを見せてもらいました。
これもお囃子体調のGさんのおかげだそうで。
かの有名なねぶた絵師の竹浪比呂央さんにお会いしました。
竹浪さんが製作するJR・菱友会・マルハの3つの製作中のねぶたの小屋の中にいれてもらい、実際金網のスチールで骨組みを作ってる現場を見せてもらって、いたく感動しました。
ちゃんと指の関節や目の玉とか細かいとこまで骨組みができてるんです。
しかしねぶたは下絵のみで設計図とかまるでないんです。
すべて職人の勘で骨組みのスチールをペンチで曲げたり伸ばしたりして、ねぶたがどんどん立体的にできていくんです。
下絵も3つ見せてもらい案したが、どれもよかった。
特にJRがかっこよかったなぁ。
もちろんうちの団体のも素敵です。
竹浪さんはうちの親の会社が菱友会に属する会社と取引があったので、よく団扇とかもらってて身近でなじみのある方なんでお会いできてとってもうれしかったです。
見た感じ穏やかで物腰の優しい素敵な方でした。
これから毎週練習終了後、ねぶた製作ツアーをするかも?しれないです。
自分もねぶた同様上達せねばいけませんね・・・