BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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アフタースクール

2008-05-28 16:39:06 | 映画・TV・観劇
この映画では、大泉洋、佐々木蔵之助 堺雅人の3名が主演している。
旬の俳優3人が主演なんて超豪華であるし、映画の内容も何やら面白そうで前評判が良かったので、公開日の次の日に行ってきた。
青森市の街中にある小さな映画館、、、いつもはそんなにお客はいないのに、やはり評判のせいか、けっこうお客さんが入ってました。
アフタースクールは青森ではここと八戸の映画館のみだからかな?

見た感想ですが、(ここからネタバレです)
途中から完全にだまされました。
終わってみるとけっこう単純な仕掛けなのにだまされる。
大泉洋ナイス!
そして「からくり」に気がついたあたりからますます面白くなります。
え?どういう意味?どうなるの?どうなるの?
って、画面から目が離せない状態になります。
映画にのめりこむのも久々だな。
なので最後の最後まで面白かった。
私も途中から梶山商事の部下(探偵に依頼を申し込みに行く)が料亭で電話を受け取るときに、閉まりかけた障子の中に政治家の「江藤まさよし」(←脇キャラなのに、すごい目立つ)を発見した時、あやしいなぁと気がついてました。

そういえば私はこの映画の監督さんの『運命じゃない人』がけっこう好きだったので、あののほほんとした雰囲気がここでも味わえた気がする。
堺雅人もよかったが、やっぱり佐々木蔵之助がかっこよかったわー。
生活に追われた、薄汚れた格好も、血走った目もとにかく良かった。

でもなんか憎めないって言うか、
大泉洋にまで「お前・・・なんでそういう風になちゃったの?」って言われて、
「学校をずっと卒業できないヤツに言われたくない」って行ったのに、
最後連れて行かれるとき、
「お前みたいなヤツはどこにでもいるんだよ。一人で何でもわかったフリして、学校がつまんないって、学校なんてどうでもいいんだ。詰まんないのはお前自身だ」って。
この大泉洋が言う台詞がよかったね。
なるほどなぁ。。。と。
会社つまんない、仕事つまんない、毎日つまらない、、、
っていう台詞たまに聞きます。
聞かないまでも別の言葉で愚痴をいろいろ言う人いますが、言う前にまず自分から替えていけば、つまらなくなくなると思いました。
以外に見習うところがあった映画。

ところで、田畑ともこが堺雅人と一緒の写真を取られ、それを見た梶山商事の社長はなんで、それが逃げ出した愛人=常盤貴子だと思ったのですかねぇ。
あそこだけ疑問です。