弘前洋館めぐり

次の日、Ｔちゃんと弘前のいくつかの洋館を周りました。
ずーと地元にいましたが、どの洋館も一度も行ったことありません。
よく修学旅行生が周ってるのを見たことありますが、地元にいると特に入ろうって気にはなりませんよね。
なんで今回洋館好きのＴちゃんの希望がなかったら、一生行かなかったかもしれない。

まずは旧青森銀行へ。
かなり大きくて目立つ建物です。
昔の銀行は国立だったので、こちらは第五十九銀行に当たるそうです。
今でも七十七銀行とかありますよねぇ。
隣に近代的な青森銀行弘前支店が建っております。
中も立派で三階建て？になっているみたいです。
シャンデリアが素敵で、天井も高い。
重厚な造りのカウンターが昔の銀行を思い出させます。
中で昔のお金、小判や古銭、紙幣を見ることができて面白かったです。
特に古い紙幣で菅原道真とか藤原鎌足あたりが使われていたとは、、、びっくりです。


堪能した後そこからすぐの旧図書館と外人教師の自宅へ。
この奥には本物の市立図書館があり、昔よく勉強しにきましたよ。
懐かしい～なんて思っちゃいました。
ここも入るのが初めてですが、図書館はいかにも洋館といった白い壁に緑の縁取り、赤い屋根ですごくかわいい。
こじんまりしてますが、昔の学校のような机や椅子があって懐かしい感じがします。
またお隣にある 旧東奥義塾外人教師館はその昔「東奥義塾高校」へきた宣教師（先生）達の住んだ家です。
黄色の壁がこれまたキュート。
中の家は寝室や子供部屋など家具やインテリアがとにかくかわいすぎる！
レースや花柄なんか女性は好きそうな感じ。
以外にもここの宣教師が津軽にリンゴを伝授したという話は有名ですね。
今のリンゴ日本一の青森があるのもこの方々のおかげなのです。
この教師宅の1階に「サロン・ド・カフェ・アンジュ」というレストランがあり、少しここで休憩しました。

ランチはすでに終了しており、珈琲とりんごのクリームブリュレをいただきました。
ゴロゴロしたリンゴが中に入っていて、すんごーく美味しかったです。
また珈琲は「藩士の珈琲」をいただきました。
久々に飲みましたね～。
本物の洋館の中にあるレストランということで、雰囲気がすごくよかったです。



またここの洋館の脇に、弘前の洋館のミニチュアを集めた場所があります。
栃木に[東武ワールドスクウェア]という世界の有名建造物のミニチュアばかりあるテーマパークがありますが、まさにその弘前版のような感じでした。
中には私が知らない弘前の現存する洋館(一番下の写真の菊池薬局は今もその面影があります）や、今はなくなってしまった老舗デパート（宮川・・・真ん中の写真の建物）など面白い発見も多々ありました。
洋館を周る前にここでチェックしてから、お目当ての洋館へ行くのも面白いでしょう。