「なまえのないねこ」小峰書店より発売されています。
知人から「いい本だよー」紹介してもらった本です。
ちょうど子供の絵本を買おうとジュンク堂に行ったので探してみたら、
売れている絵本ランキングコーナーで第1位と飾られており、
手に取ってみたらあまりにいいお話なので即買いしました。
こどものため・・・というより、猫好きの自分のためです。
絵本雑誌で有名なMOEほか数々の賞を受賞しているらしい。
名前のない野良ネコちゃんが主人公。
商店街で買われている猫ちゃんたちはみんな名前を持っている。
あこがれるこの猫ちゃん。
お寺の猫には自分で自分の名目をつければいいんじゃない?
と言われ名前を探し始めるが。。。
猫が嫌いな人から「ノラネコ」とののしられ、あっち行けと言われたり、
野良ならではの可哀そうな場面も出てきます。
このシーンはちょっと切ないですね。
勝手に地球を自分たちの土地と思い込んでいる人間だから、
外で必死に生きている猫にこんな思い上がった言い方ができるんでしょうね。
ノラネコのない世の中になってほしいものです。
絵も素敵なんです。
町田尚子さんの絵。
「ネコヅメのよる」など有名で一度は目にした方もいるんのでは?
本を買った方が、自分の飼っている猫と似ているといって、
この絵本と飼い猫ちゃんを一緒にUPした写真をインスタでたくさん見られます。
我が家ではハルちゃんがモデルをかって出てくれましたが、
毛並みの柄から言っトラちゃんのほうが近いかなぁ。
目はハルちゃんもキレイなグリーンなんですが。
それにしても素敵な絵本です。