BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

トルコの旅⑤ エフィソス遺跡~デニズリ

2009-05-11 21:39:02 | 旅行

ツアー3日目の後半、この日2つ目の遺跡はエフィスという古代ローマの都市遺跡見学です。
エフィスは紀元前12世紀って言うから今から3200年前のものです。
いやー、トルコの歴史は日本と桁違いだわ。
ここの遺跡はトルコでも最大クラスのもので、前のベルガマやトロイよりもはっきりと道路や建物など、都市を感じさせるものが残ってます。
歩いてるとなんだか映画の世界に紛れ込んだような、その時代の雰囲気がわかるような感じです。

このように大理石を敷き詰めた広い広い道路があったり、、、道路の両脇にも建物跡(柱)が残ってて、町の中心の大通りだったのかな?
なんだか古代人の足音が聞こえてきそうな眺めです。

意外にもタイル模様がきれいに残ってる(左)。
このアーチ型の建物は、ハドリアヌス神殿です(右)。
後ろのアーチの真ん中に居る女性は、蛇頭で有名なメドゥーサが彫られてます。

これは古代の公衆トイレだって!!
今でも使えそうじゃない。
下水道の設備もしっかりしてたらしいよ。
ガイド曰く、リビア人の奴隷が朝ここで偉い人が来るまで座って暖めるんだって。
トイレだけじゃなく、公衆浴場などもありました。

ここは最大の見所「ケルスス図書館」。
すごい、迫力。私、一目で気に入りました
豪華で装飾がきれいで立派な作りだね!
こんな図書館ならいいねぇ!
昔は紙なんてないから巻物だったんだって。
パピルスとか羊皮紙とかだったらしい。

これは娼館への入り口跡。
そんなものも昔からあったのですね!
看板みたいなものらしい(世界で一番古い看板広告)。
左上にハートのようなもの(愛?)、足の右側に女性のような絵が描かれてます。

大劇場跡です。
今で言う3階、4階建てのスタジアムです。
収容人数は2万4千人だというから、すごい大きかったのでしょうね。
演劇や映画のグラディエーターのような決闘なども繰り広げられてたんだろう。
映画見てからこういう場所に来るとイメージしやすいですよ。
こうしてみるとエフィスの遺跡はかなり大きな都市だったのだなぁと思う。
100年前から修復されてはいるけれど、未だ修復中の場所がいっぱいあってこれからどんどん街ができてくるんだと思うとワクワクします。

遺跡の周りは松林が多かった。
トルコの山は松がすごく多かった印象があります。
日本の松よりもほわんと丸まってるイメージ。でも幹はまっすぐ伸びる感じ。
この写真では松の根元から白く塗ってる部分があるけど、これは虫防止だって。
ガイドのハイダルさんは自然が大好きらしく、トルコの山の松林を見てはキレイキレイと言ってます。
トルコは国土が広いんだけど、乾燥して山火事がおきやすいんだって。
山火事の後も見たけど、やはり悲しいです。

さて、遺跡見学の跡ツアー2つ目の土産物屋へ連れて行かれた。
革製品の店だった。
まず始めにここの商品を紹介するファッションショーを見ました。
トルコ美人、美青年が目白押しで素敵でした
この地方は子羊の皮が有名らしいということで、
たしかに質はかなりいいし、安い(たとえばクリスチャンディオールで80万で売られるコートが35万とか)し、カワイイデザインのものもたくさんあったけど、基本動物愛護主義の私は買おうとは思いませんでした。
いくら安くても旅にきて20万や15万ぐらいするコートをポンポン買えませんよ

その後この日のホテルへ移動。
パムッカレの温泉付きリゾートホテル「コロッサエ」です。
トルコ風呂のハマムや温水プール、マッサージ、エステまでありました。
到着したのが夕方で晩御飯食べてもう7時半ぐらいになちゃった。
温水プールは22時までしかやってない。
足が疲れてからエステでマッサージもしたかったけど、21時でしまってしまうらしい。
結局プールだけ堪能しました。

プールは温水プールで、ここの温泉使用。
適度な温度で暖かく気持ちよかった。
母と妹と3人ではしゃぎまくり。
奥にジャグジーや半身浴もあってなかなか満足できました。
ここなら一日ゆっくり滞在して楽しみたいとこです。
母はこの後エステでマッサージしてました。
21時で閉まってしまうんだけど、お願いしたら1名だけならということで私もしたかったけど、母にさせました。
私は部屋でもう一度風呂に入り、早々と寝てしまった。
ツアーは朝が早いから夜はもう、10時ごろでバタンキューですよ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。