数年前から中国茶会に参加するようになって、武夷岩茶を知りました。
東京の中目黒にあるというサロン「岩茶房」を教えてもらい、
そこからたまに気になる岩茶を買って飲む。
お茶会では色々な中国茶を飲ませてもらったけど、
一番なじむというかおいしく感じるのが私にとって岩茶だと気が付いた。
岩茶のことが知りたくなって岩茶房のインスタやHPなど見るうちに、
岩茶房を作った左能さんの著書「岩茶のちから」を知った。
すでに絶版なようで中古本でやっと手に入れて先日読み終えました。
前半は左能さんがどうやって岩茶と出会い、
岩茶のある武夷山へたどり着き、そこで岩茶の作り手となる劉さんと出会うか、
岩茶房がどんな思いで立ち上げられたか記されていた。
後半は岩茶にまつわる効能やエピソードなど、
わかりやすい文章で書かれていてすいすい読めた。
読めば読むほど行きたくなる武夷山。
岩山が連なるその風景に、岩茶が生えている峰をこの目で見てみたい。
身体に様々な効能がある岩茶が紹介されていて、
頭痛持ちなのでこれ飲みたい、むくみがちなのでこれも飲みたい、そう思わずにはいられない。
私が口にしたことがある岩茶は、岩茶房で買える種類の半分にも満たないのだけれど。
先日久々岩茶房のHPをのぞいてみたら、
年末だけの限定セットが発売されていて、
清水の舞台から飛び降りるつもりで、一番高くてたくさん種類がある七福神セットを頼んでみた。
私の月のおこずかいの半分以上もするセットだけれど、
一年に一度買うなら許されるかな・・・と思ってポチっとクリックした。
私が飲んだことのない種類の岩茶ばかりなので、届くのがとても楽しみ。