BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

探偵ガリレオ

2008-01-10 23:21:48 | 読書感想文
フジテレビで福山雅治さん主演で盛り上がった物理学助教授の推理小説です。
東野圭吾さんの小説は面白いと評判を聞いてて、いつか読みたいとは思ってました。このドラマ化の波に乗って第1弾を買ってしまった。
でも読んだら短編なんですね。
5つ収録されてました。
長編だとばっかり思ってたから意外でしたけど。
特殊な事件ばっかり扱ってて、それを物理学的な面から解決していくから、短編でよかったと思いました。じゃないと飽きるかも。
ちょっと物理とか理科系が苦手な人は読めないだろうなぁ、おそらくつまんなく感じるに違いない、、、と思いました。
いずれにしろ、「普通」の推理小説と違うから、これはこれで面白い。
話は全部で5つ。
「燃える」
突然、頭が燃えて死亡した青年。
「転写る」
デスマスクが導く事件の真相。
「壊死る」
心臓だけ腐ったような変死体。
「爆ぜる」
突然、海で大爆発した女性。
「離脱る」
見えるはずのない景色を見た少年。

どれもこれも、事件がトリックのようです。
ドラマでは相棒の草薙さんが柴咲コウさんでしたが、
小説では男友達の設定で、逆になんか湯川教授とのやり取りがいい感じです。
次の予知夢も読んでみたい。

遅れてきた七草粥

2008-01-08 22:59:30 | のほほん日記
今日の我が家の夕飯は七草粥でした。
ほんというと1月7日に頂くものですが、
昨日夕飯の買い物に地元の某スーパーへ行ったら、ものの見事に売り切れ。
スーパーでは七草が一つのパックになったセットを販売してるんですが、
それがきれいすっぱりなくなってた。
あとは売れ残りの1種か2種で、これだと7種になりません。。。
で、母が弘前のスーパーに買いに行き、今日やっと七草粥を作れました。
塩味で薄く味付けしてるんだけど、
すんごく匂いとか青臭くて、(春菊とかみたい)いかにも野草っぽい。
新鮮な漢方食を頂いてるみたいです。
ま、一年に一度ならいいかなぁ。

春の七草
芹(せり)
薺(なずな)    -薺(ぺんぺん草) アブラナ科
御形(ごぎょう) - 母子草(ははこぐさ) キク科
繁縷(はこべら) -繁縷(蘩蔞)(はこべ) ナデシコ科
仏の座(ほとけのざ)-小鬼田平子(こおにたびらこ) キク科
菘(すずな) -蕪(かぶ) アブラナ科
蘿蔔(すずしろ) -大根(だいこん)

今職場ではまってるもの!

2008-01-07 22:55:57 | のほほん日記
「上海」という牌取りゲームをご存知ですか?
今猛烈にはまっております。
もともとゲームセンターに通ってたころ、(高校生?大学生?時代)
友人と対戦して見事にはまってしまい、
幾度かゲーセンに通うたびに夢中になりやりました。
でも社会人になりあまりゲーセンへ通わなくなると、
ソフトでも買わない限り上海はできません。
予断ですが、私は家庭用ゲーム機を持ってません。
ファミコン、スーパーファミコン程度ならありましたが、
プレステやニンテンドー64、DSの類は持ってないです。
上海に似たゲームで「四川省」というのがあるのですが、
これは無料ダウンロードでできるので、
暇なときなど前の職場でよくやってました。。。って、オイっ

ところで最近コカコーラ社のジョージアのHPで「極楽ジョージアカンパニー」の中に脳のリセットゲームとして「上海」を見つけてしまいました。
ジョージアのオリジナル上海です。
しかもちゃんとレベルが3つぐらいあって、上級はなかなかクリアできません。
ジョージアで上海などをクリアするとポイントがもらえ、それを集めると毎月色んな商品が当たる懸賞に応募できるみたいです。
目下私の狙いは1月のプレゼント「一眼レフデジカメ」です。
ということで最近暇さえあれば『ジョージア上海』やってます。

ジョージアカンパニーHP
http://www.georgia.jp/index2.html#roomID_restroom__contentID_resetgame

そういえば先月上司の上司Fさんから「SUDOKU」(日本語:数独)もらいました。
これも1-9まで文字を入れていく、パズルゲームです。
よくNYで無料新聞に載ってるSUDOKUを地下鉄でやってました。
懐かしいなぁと私が見てたので上司がくれました。
職場で空き時間に最近は上海とSUDOKUに夢中になってる今頃です。

たかはし中華そば店

2008-01-06 22:03:52 | ぐるめハント青森
弘前でうまいラーメンと言ったらココです。
一度いくとその強烈な独特の臭みのあるスープに虜になってしまう人と、
2度と行かなくなる人の2つに別れちゃうみたいですが。
私もあの癖のある味に最後にはもういい、、、と思ってしまうのに、なぜか時がたつと、ふといきなりどうしてもあそこのラーメンが食べたいと思い、足を運んでしまう、そんな不思議なラーメン屋。
つい今の週末も行ってしまった。
案の定駐車場も店の中もすごい人。
少人数ならテーブル席は相席になります。
しかしテーブルに着くまで立って待ってる間のあの匂い。
どうして食欲をそそるようなあんな匂いなんでしょう。
麺はおそらく手打ちかと思います。縮れてなくて、白っぽい感じ。
スープが強烈。黄土色のように濁ってるんです。中華そばっていうと透明スープにあっさり系が普通なのに。煮干系の濃いスープで煮干の背油がギラギラ浮かんでて、しょっぱい。コクがある。煮干だからあっさり系なはずなのに、まるでとんこつスープを食べてるような濃厚さにこってりを感じます。
シナチクもシャキシャキ、、、やっぱりおいしいです。
時間がね、お昼の短い時間しか営業してなくて、私はここで食べるまで3回ぐらいフライングしました。

●高橋中華そば店  
住所 弘前市撫牛子1丁目三番地六号
TEL 0172-34-8348
営業時間 11:00~15:00(但し、売り切れで終了)

少し変わった子あります

2008-01-05 20:52:12 | 読書感想文
少し変わった子あります。。。
というタイトルですが、このお話が少し変わってる。
ある大学の先生(教授か準教授か講師か実は定かでない)が行方不明になった友人から紹介してもらったある料亭。
そこは名前のない店で場所もその都度変わる、あるときはオフィス街の地下だったり、郊外の森の中だったり、廃校になった小学校の中であったり。
そして白い和服のきれいな女将に完全個室でその都度季節のフルコースの料理を目召し上がる。
この店の特徴はある特殊なサービスだ。
毎回まるでクラブのホステスのように、女性が現われ一緒にご飯を食べてくれるのだ。といっても、すごい美人だとか、話し上手だとか、個室でご飯を食べるからといって色っぽい展開があるわけでもない。
毎回登場する女性達はどれも普段着の女性で、だいたいが20代のOLや女子大生など、中には30代の主婦というのもある。無口な子やおしゃべり好きな子などさまざま。ただわかってるのはどの子もご飯を食べる姿がとても美しいということ。箸使い、手の持って生き方、口に運ぶ姿、どれをとっても完璧なアートとしか表現できない美しさであるとか。
この本を読むといかに食事においてのマナーや作法が大事か思い知らされる。ただただその美しさだけで満足させてしまうのだ。普通人がご飯を食べる姿というのはあまり美しいものではないとは思うが、この本の女性たちのように相手を感心させるほどきれいにご飯を食べる姿を身につけたいものだと思う。そして色々な女子絵とご飯を食べることで主人公も色々な世界を垣間見えることになる。ともに食事をすること、それはその人の人生もその間ともにすることだと私は思う。一緒にどれだけの間食事をともにできたかによって相手との仲は深まるという言葉が以前ある映画の中で出てきたが、それに反してここのお話では同じ女性は出てこない。彼らは食事をするほんの少しのひと時だけともに時間を過ごすという刹那的な関係だけど、その一瞬のふれあいを毎回独特の雰囲気であらわしてると思う。
後半部分にちょっとミステリアスな展開になりますが。ラストはちょっとぎょっとしました。いつの間にか主人公が別の人間に代わっててゾクっきてしまいました。
なんかホラーではないけれど、妖しいというか、狐につつまれたみたい。
予断ですが、作者は現役の助教授です。だからかな?文中の主人公たちは大学の先生なので、特殊な世界の日常が書かれてて、作者もこういう風に考えてるんだろうか?などと思いました。

○少し変わった子あります  文芸春秋 800円 森博嗣

夢の守り人

2008-01-04 20:45:53 | 読書感想文
守り人シリーズの文庫本第3弾。前作「闇の守り人」から5ヶ月。長かった。もうほんとに心待ちに待ってるだけに長かった。シリーズ1作目「精霊の守り人」がダ・ヴィンチ文庫ランキング1位に選ばれたらしい。おめでとう!!
たしかにむちゃくちゃ面白いですもんね。児童文学にしておくにはもったいないファンタジーです。
ということで待ちに待った3弾ですが、今回は主人公バルサさんの出番が少ないです。それより久々に登場するチャグムがまたおいしすぎる。ちょっと成長して声変わりをして、皇子としての風格も出てきたけど、帝との対面を前に「不敵」な笑いをするあたりがなんだか、末恐ろしい・・・です。よく守り人関係のHPでチャグムの人気が高いんだけど、なんだか今回納得。第1弾の頃と比べ、そのかわいさは残ってるものの、なんだか高貴な色気のようなものが漂ってて先が楽しみです。
そして今回の主役は呪術士師弟のトロガイとタンダですね。二人の明かされなかった過去がストーリーと絡まって出てきて、さらに面白いです。タンダとバルサの心の結びつきもより深くアピールされてる感じがいいですね。
なんか前作はバルサの過去のお話、今回はトロガイ・タンダの過去と明かされていくうちに、1作ずつより深く登場人物たちの魅力が深まるようで、上橋さんうまいなぁと思ってしまう。めっちゃ4作目も気になる。
今回は敵が人の夢を糧にする異界の花です。花の持つ神秘さと夢の持つ神秘さ。あとがきで作者が「眠って見る夢と憧れとして追い求めるものを、なぜ人は同じことばで表現したのでしょう」と語ってるのですけど、ほんとにそう思います。夢で人は時としてこうであったらいいなぁというほど幸せな思いを味わうことがあります。そんな時目覚めた後はそれが夢であったのかと少しがっかりしたりして。
その気持ちと自分には手に入りそうもない理想(夢)を追い求める切なさが似てるんでしょうかね。そんな風に夢というものについて深く考えてしまうお話でした。
そんな私の初夢はSMAPが出てきました。しかもキムタクがなぜかそばにぴったり寄り添っていて。。。これこそ夢の世界ですね。第一キムタク既婚者なのに。目が覚めてから、あれ?私はキムタクのそんな熱烈ファンでもないんだけど。。。?と思ったりして。
次はまた5ヶ月ぐらい待たなきゃ行けないのかしら。。。ああ、辛い。

○夢の守り人 上橋菜穂子 新潮文庫

月の森に、カミよ眠れ

2008-01-03 22:10:09 | 読書感想文
上橋奈緒子の古代ファンタジーです。
初期の作品ですが、すっごく面白く読めました。主人公たちの語りの部分がすごく多いです。
読んでてなんだか「もののけ姫」の世界を彷彿させる物語だと思いました。実際「もののけ姫」よりも先に本は出版されてるし、実際の舞台となった時代は違うんだけれど、何か共通するところがあります。
古代の日本、まだ神と人間の関係が限りなく近く、人は神に恐れを抱いてた時代。
村の娘(巫女さん)と神との婚姻があったころ。
このお話で出てくる神は山の神や月の森の神など、色々な村や地方でその森や湖、山に住むさまざまな神様が登場します。
舞台となった月の森は蛇の姿をした神です。
そして神の人間との子供である少年と惹かれあう少女と少女に惹かれていく、これまた神と人間との間に生まれた少年の物語。
お互い思いあってるのに、相手が神なので畏怖や村との関係などさまざまな感情が少女を苦しめていく。見てて切ないです。
それに対してすべてを知った上で、それでも自分の思いを伝える少年の最期がなんとも言えず切ないお話です。
結局はラブストーリーでありながら、もののけ姫にも書かれてる神殺しのお話だったんだなぁと。これを境に人の生活は狩猟や採集などの自然の恩恵に頼る生活から、稲作という食糧生産の生活へ変化していく。
少年が少女に妻問いをするシーンの描写がすごくきれいでちょっとうっとりしちゃいます。ほんと上橋作品は奥が深いです。

○月の森に、カミよ眠れ 偕成社文庫 700円 上橋奈緒子

のほほん正月2008

2008-01-02 11:45:18 | のほほん日記
新年です。今年は祖父の喪中ですので、挨拶は控えさせていただきます。
年末まで雪が降らず、まるで春のような陽気でした。
うれしいようなうれしくないような。
雪が降らないのは楽だけど、せっかくのスタットレスが減るし、やっぱり温暖化かしら。。。なんて心配しちゃうし。だから正直大晦日の大雪にほっとしてます。
さらさらの雪を見るとスキーへ行きたくなりますね。
さて、私は年末から『のほほん正月』です。
家でゴロゴロ・・・ジムも休みでしたので、娯楽がなくてテレビと温泉だけですね。
「エルムの湯」「つるまい温泉」へ行きました。ついでにエルムの初売り行きましたが、空恐ろしい人出でした。この辺は娯楽がないからかなぁ、一極集中です。
今日からジムが再開になるので、これからちょいと運動しに行きます。
今年の目標はアップルマラソン10km完走です。
今はジムで40分、時速9kmで走ってて6kmぐらいですか。
秋までには10km走れるようになりたいですね。
あとはお囃子の練習。
練習サボってるのでちっとも上達しませんが、夏までには囃し方で参加できるようになりたいです。今年はハネトも囃子も両立して参加したい。

こんな私ですが今年もよろしくお願いします。
今年は厄年なんだけど、何事もないいい年でありますように。
楽しいことにはいつでもアンテナ張ってチャレンジしていきたいです。