紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ゼニコの戦い?

2006-10-22 22:02:20 | ノンジャンル
 昨日のブログの自己暗示が効いたのか、1時間ものスキマ時間のおかげか、今日は「ホテル」をめざして聡怩ノとりかかれた。Kちゃんの小さくなった服なども整理でき、箪笥にスペースが出来てうれしい。

 とにかくできるところまで。完了には遠かったが、とにかくも、片付けられすっきりした感じにまではもっていけた。部屋が広くなった気がする。

 ああ、そういえば、そんな話を子どもの時読んだっけ。

 家の中が狭くてしょうがないのを我慢出来ない夫婦者が、知恵者に家を広くして欲しいとお願いしたら、家の中に色んなものを持ち込みなさい、外で飼っている牛や馬やにわとりも、と云われその通りにする。当然ますます部屋は狭くなってしまう。狭くなって行くたびに夫婦者は困って知恵者に相談に行くと「じゃ、もっと」と一層狭くなるようなモノを入れられてしまう。夫婦者はついに困り果てて「もうどうしようもありません」と知恵者に泣きついてしまった。そこで初めて「じゃ、入れたものをすべて外に出しなさい」

 もとの状態に戻した夫婦者は、家の中が広々したことに驚き喜ぶ、という話。

 午後からはKちゃんがピアノを習っている音楽クラブの発表会があるので、2つ隣の町まで出かける。以前はスーツにローファーでおめかししたこともあったが、いまや普段着に毛のはえたほどのドレスダウン。出番までの待ち時間に家族3人はこっそり会場を抜け出し、ドレスダウンとはいえ「よそ行き」の格好でと裏山の遊歩道で窒フハシゴが括り付けられた木に登った事は、ナイショナイショ。

 発表会ではピアノだけでなく、他の楽器や声楽の演奏もある。私達夫婦は読書したさに娘の出番まではモニターで拝見。

 ゴスペルの生徒さんたちが「ジェリコの戦い」を唄う前に、夫に「(歌詞は)どんな内容の唄なん?」と訊いてみた。「うーん、熾烈な唄やで。なんせ『ゼニコの戦い』やからな」 爆笑。「ゼニコ! それは大変や。『ナニワ金融道』の世界やもんなあ」

 唄が始まる。もう耳は「ゼニッコー♪ ゼニッコー♪」というリフレインにしか聴いてくれない。ああ、会場に入ってなくてよかった。笑いを堪えるのひと苦労だったろうしなあ。