紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

昨日今日のできごと

2006-10-30 21:27:57 | ファミリー
 今日はKちゃんの模試である。
 昨日必死で山鰍ッ勉強の手伝いをしていたんだけど、漢字の部首の名称(「くさかんむり」とか「にんべん」とか)の問題を出している時に、「態」「恋」など下方に「心」がつく部首の名称をみて、爆笑大会になった。
 
 その名も「したごころ」。

 算数では、私が小学生のときには見たこともないような、難解な図形の面積を求める問題に驚く。私の苦手な算数だったので、彼女に教えられるかどうかドキドキだったが、答えをみたら、ちゃんと道筋の理解が出来た。ああよかった! 苦手教科の理解を妨げるものは、能力や努力以外に、「苦手意識そのもの」だったことが、今さらながら判明。

 「どうせできない」「ほら、やっぱりわからない」という意識で自分自身をしばっていたのかも。これをブレイクするのは、やはり必死のぱっちな努力しかないのかなあ。
 しかし、かつて見た事がないくらい、この連休も必死で勉強をしていたKちゃんだった。いつのまに「子ども」を脱皮したのか不明のまま、親は取り残されるのである。 

 今日の午前中は「干し柿吊るし」と洗濯で終了。柿の皮を剥く所までは、おばあちゃんにしてもらっていたので、そんなに手間取るとは思っていなかったのに。2階のベランダの隅の日当りのいい特等席が、「柿のれん」の占領場所になった。その下には古新聞を敷いてガムテープで押さえ、柿汁ガードをする。

 H氏とテレビを見ていたら、遠景に古びた藤の乳母車が佇んでおり、「わあ、懐かしい!」。
「そういえば、昔のオババはみんな、(杖代わりに)あれを押しとったなあ。」
「昔は集団でお婆さんがお寺参りにきやはるとき、石段の下にズラッと藤の乳母車がならんでたわ」
「あの乳母車、年寄りは押してたけど、赤ん坊乗ってるの見た事無かったなあ」
「あ、ほんまや! 乳母車やのにね!」
 と、妙に盛り上がってしまう話題だった。
 そういえば、おじいさんと乳母車、っていうコンビもあんまり見かけないなあ。おじいさんは杖とコンビが定番。

 ウワサをすれば影、というけれど、今日スーパーの前で、明らか農家ルックのおばあちゃんが、ヴィンテージの藤の乳母車を押しているのを目撃した。細めのタイヤが4輪付いた、色も褪せきった廃車寸前。でもおばあちゃんが「どうしてもこれやないと!」と言い張ったためか、ボロボロの枠の部分はビニールテープを巻いて補強してあった。愛車なのであろう。

 (追記)ふと思い立って検索をかけてみたら「矢来車」という名称らしいと判明。藤編みは手づくりなので、やはり高価だけど、品物見てしまうと「いいな、いいな!」とわすれられなくなります。足腰弱くなったら、絶対買おう!っと。どうかこれ以上値上がりしませんように。それとも自分で作れるように、藤屋さんに修行にいこうかな(笑)