『ミュージック』は、今話題のゴールデンサークルこと、寺岡呼人 / 松任谷由実 / ゆずというビッグなコラボの流行り歌である。ラジオをつけるたびに聴こえる、といってもいいすぎではないと思う。
作詞は松任谷由実・寺岡呼人・ゆず・桜井和寿、作曲は松任谷由実。
これを何回目かに聴いた時、不覚にもウルウルと。とはいえ、とりたてて感動的でも素晴らしい出来映えでもないと、個人的には思っている。一定水準はクリアしてるけれども、泣く程感動する楽曲ではない。
ではなぜ?
昨年かおととしくらいに、伊坂幸太郎さんの『死神の精度』を読んだ。読了後、3日間隙があれば、思い出し泣きをしていた。主に車の中なんかで。『死神の精度』のBGMとして「ミュージック」が結びついてしまったのだ。
小説の中の死神は音楽が大好きで、人間界での最大の愉しみとして、音楽が試聴出来るお店でイヤホンをつけ、むさぼるように音楽を聴く。音楽話題がでると「ミュージック!」と叫び、我を忘れるくらい音楽というものを愛しているのだ。
『ミュージック』が流れると、反射的に小説の中の場面がフラッシュバックのように現れ、映像化されるのだ。こうなると全面降伏しかない。
ここまで書いてから、ふと気になって検索をかけてみたら・・・いつのまにか「2008年春、全国ロードショー!」ということになっているではないの!! そりゃこんなに映像化して難なく感動を呼ぶ話、ほっとかれる訳ないよな~。
作詞は松任谷由実・寺岡呼人・ゆず・桜井和寿、作曲は松任谷由実。
これを何回目かに聴いた時、不覚にもウルウルと。とはいえ、とりたてて感動的でも素晴らしい出来映えでもないと、個人的には思っている。一定水準はクリアしてるけれども、泣く程感動する楽曲ではない。
ではなぜ?
昨年かおととしくらいに、伊坂幸太郎さんの『死神の精度』を読んだ。読了後、3日間隙があれば、思い出し泣きをしていた。主に車の中なんかで。『死神の精度』のBGMとして「ミュージック」が結びついてしまったのだ。
小説の中の死神は音楽が大好きで、人間界での最大の愉しみとして、音楽が試聴出来るお店でイヤホンをつけ、むさぼるように音楽を聴く。音楽話題がでると「ミュージック!」と叫び、我を忘れるくらい音楽というものを愛しているのだ。
『ミュージック』が流れると、反射的に小説の中の場面がフラッシュバックのように現れ、映像化されるのだ。こうなると全面降伏しかない。
ここまで書いてから、ふと気になって検索をかけてみたら・・・いつのまにか「2008年春、全国ロードショー!」ということになっているではないの!! そりゃこんなに映像化して難なく感動を呼ぶ話、ほっとかれる訳ないよな~。