今日は暖かだったので、ストーブも湯たんぽもなし!に決定した。
仕事から帰宅後は、私はヒッシのパッチで夕食作りにかかり切りだし、その前に神様仏さまお地蔵さま、その他大勢のスピリチャル度の高い方々にお供えしたあれこれを撤収していくお仕事がある。そんな忙しさのため、H氏を手伝うことはできない。
だったので、薪ストーブのつきっきりの焚き始めや、意外に時間をとられる湯たんぽづくりが省略出来、いくぶん(H氏の)時間が節約できた。もっとも彼は暗くなるまで、ジャガイモ植えに精を出していた。
さすがにブログを書く夜も深まった頃には、ストーブが恋しいような気温である。ここで眠ってしまうと、二度とこの世には戻れないくらいに凍えてしまった(うそ) でも、せめて熱いお茶を飲もうかと、紅茶をいれてみた・・・あぁ・・・生還。
ハタチ前くらいの頃、滋賀県のJRの「膳所(ぜぜ)」という駅を降りた細い坂道をまっすぐ歩いて、西武百貨店まで歩き、(ほぼウインドウ)ショッピングをするのが好きだった。その百貨店に行くまでの道すがらにも、滋賀県にしてはおしゃれなお店が点在していた。『茉莉花(まつりか)』という紅茶専門店もそんなお店のひとつだった。
ハタチ前後の頃には、友だちとも恋人とも絶対一緒に行かない、私一人のナイショの喫茶店、というものを何カ所かキープしていた。
あれはなんだったんだろうな、「ひとり縄張り」みたいなもんだったのかな? もしも恋人と別れても、お店の人から「あれ?」と思われないようにする予防線だったのだろうか? 用意周到というか石橋を叩いて渡るというか保険が好きというか。
でまあ『茉莉花』もそんなお店だったと思う。そこでよく「ニルギリ」という種類の紅茶を飲んでいた。爽やかで草原を思わせるようなイメージのお茶だった(ように思う)
そこで一度だけ「フラワリーファニングス」という紅茶を飲んだことがある。これがなんというか、フローラルというかフルーティーというか、魅惑的で可愛い味のする紅茶だったのだけれど、それを最後にふっつりとそのお店には行かなくなってしまった。
でもなんとかもう一度「フラワリーファニングス」を!と思っていて、後に東京に行く機会があったとき、デパートの紅茶売り場かなんかで「フラワリーファニングス」の名前を見つけ、喜び勇んで買い込んだのだが、『茉莉花』のとは違ってフラワーっぽくなかった。
その後も「フラワリーファニングス」には再会していないが2年程前、「ニルギリ」には再会できた。近江八幡の八幡堀近くの土蔵を改築した、ものすごく趣味のいい喫茶店『茶楽(さらく)』にて。
そしてたまたま「ニルギリ」から、いまはなき『茉莉花』のお店のことを、『茶楽』のお店の方に話したら
「えー! そのお店の店長、私の紅茶の師匠なんですよー!」
世間は狭い! しかも人生には意外な伏兵のように、不思議なつながりが潜んでいるのだ。『茉莉花』の店長は、今は有機農業をされているそうである。
20年以上の歳月を越えて、師匠から弟子に受け継がれた紅茶を飲むことになろうとは! もしか運がよければ、「フラワリーファニングス」にもこの先、再会できるかもしれない。
仕事から帰宅後は、私はヒッシのパッチで夕食作りにかかり切りだし、その前に神様仏さまお地蔵さま、その他大勢のスピリチャル度の高い方々にお供えしたあれこれを撤収していくお仕事がある。そんな忙しさのため、H氏を手伝うことはできない。
だったので、薪ストーブのつきっきりの焚き始めや、意外に時間をとられる湯たんぽづくりが省略出来、いくぶん(H氏の)時間が節約できた。もっとも彼は暗くなるまで、ジャガイモ植えに精を出していた。
さすがにブログを書く夜も深まった頃には、ストーブが恋しいような気温である。ここで眠ってしまうと、二度とこの世には戻れないくらいに凍えてしまった(うそ) でも、せめて熱いお茶を飲もうかと、紅茶をいれてみた・・・あぁ・・・生還。
ハタチ前くらいの頃、滋賀県のJRの「膳所(ぜぜ)」という駅を降りた細い坂道をまっすぐ歩いて、西武百貨店まで歩き、(ほぼウインドウ)ショッピングをするのが好きだった。その百貨店に行くまでの道すがらにも、滋賀県にしてはおしゃれなお店が点在していた。『茉莉花(まつりか)』という紅茶専門店もそんなお店のひとつだった。
ハタチ前後の頃には、友だちとも恋人とも絶対一緒に行かない、私一人のナイショの喫茶店、というものを何カ所かキープしていた。
あれはなんだったんだろうな、「ひとり縄張り」みたいなもんだったのかな? もしも恋人と別れても、お店の人から「あれ?」と思われないようにする予防線だったのだろうか? 用意周到というか石橋を叩いて渡るというか保険が好きというか。
でまあ『茉莉花』もそんなお店だったと思う。そこでよく「ニルギリ」という種類の紅茶を飲んでいた。爽やかで草原を思わせるようなイメージのお茶だった(ように思う)
そこで一度だけ「フラワリーファニングス」という紅茶を飲んだことがある。これがなんというか、フローラルというかフルーティーというか、魅惑的で可愛い味のする紅茶だったのだけれど、それを最後にふっつりとそのお店には行かなくなってしまった。
でもなんとかもう一度「フラワリーファニングス」を!と思っていて、後に東京に行く機会があったとき、デパートの紅茶売り場かなんかで「フラワリーファニングス」の名前を見つけ、喜び勇んで買い込んだのだが、『茉莉花』のとは違ってフラワーっぽくなかった。
その後も「フラワリーファニングス」には再会していないが2年程前、「ニルギリ」には再会できた。近江八幡の八幡堀近くの土蔵を改築した、ものすごく趣味のいい喫茶店『茶楽(さらく)』にて。
そしてたまたま「ニルギリ」から、いまはなき『茉莉花』のお店のことを、『茶楽』のお店の方に話したら
「えー! そのお店の店長、私の紅茶の師匠なんですよー!」
世間は狭い! しかも人生には意外な伏兵のように、不思議なつながりが潜んでいるのだ。『茉莉花』の店長は、今は有機農業をされているそうである。
20年以上の歳月を越えて、師匠から弟子に受け継がれた紅茶を飲むことになろうとは! もしか運がよければ、「フラワリーファニングス」にもこの先、再会できるかもしれない。