以前、薪ストーブの上でゆで卵をつくったところ、卵の黄身がしっかりとかたまり、白身がふんわりと固まって、とても美味しかったので、美味しいものに目がないH氏は、虎視眈々と次回を狙っていたみたいだ。
今日は寒かったので、久々に夕方よりストーブの火を入れた。私が晩ご飯の用意をしている最中に、「ゆで卵、つくろ。薪ストーブの上で」と割り込んでくる。
もー、この忙しい最中に~! と思ったけど、
「卵に穴開けんとあかんで」とネンをおす。
「穴開けるのって、爪楊枝でええの?」
おいおい・・・。
「目打ちであけるの! ここにあるし、ほら」
「あ、がしっといったし、この卵、もうあかんね・・・」
見ればサイドに横線でヒビが。
「・・・卵の底のところにあけてね。お尻の部分」
「はい、おしりのところね」
いやな予感がして、私の作業は中断し、卵を手伝う決心を固める。
振り向くと、卵が机から落下中。H氏は自分の足で割れないようキャッチ。そういうところは、器用なんだけどね。
「卵はね、机に直に置かんといて。ころがってしまうさかいな」
「ちょっと目打ち、貸して」
とトントンと目打ちの先で卵のお尻に狙いを定めて、えいっと突き刺しぐるぐると穴を広げる。
「へええ~! そうやって開けるンや。ぐるぐるして開けてた。最初にトンって突き刺すンやな」と、大層感心される。
「そらそやろ~(ちょっと呆れる)、古代の「火起こし」と違うんやからな。小学生のとき、家庭科で習わんかった?」
「ほんなん習いますかいな~」
中学生のときには、私たちの時代は、男子は技術(木工など)、女子は家庭科と授業が別れたけど、小学生のときは、どちらも家庭科は習ったはず。むしろ男子の方が刺繍なんかは上手かった。
第2のH氏を出さぬよう、全国の家庭科の先生方、とうぞよろしくご指導お願いします。
今日は寒かったので、久々に夕方よりストーブの火を入れた。私が晩ご飯の用意をしている最中に、「ゆで卵、つくろ。薪ストーブの上で」と割り込んでくる。
もー、この忙しい最中に~! と思ったけど、
「卵に穴開けんとあかんで」とネンをおす。
「穴開けるのって、爪楊枝でええの?」
おいおい・・・。
「目打ちであけるの! ここにあるし、ほら」
「あ、がしっといったし、この卵、もうあかんね・・・」
見ればサイドに横線でヒビが。
「・・・卵の底のところにあけてね。お尻の部分」
「はい、おしりのところね」
いやな予感がして、私の作業は中断し、卵を手伝う決心を固める。
振り向くと、卵が机から落下中。H氏は自分の足で割れないようキャッチ。そういうところは、器用なんだけどね。
「卵はね、机に直に置かんといて。ころがってしまうさかいな」
「ちょっと目打ち、貸して」
とトントンと目打ちの先で卵のお尻に狙いを定めて、えいっと突き刺しぐるぐると穴を広げる。
「へええ~! そうやって開けるンや。ぐるぐるして開けてた。最初にトンって突き刺すンやな」と、大層感心される。
「そらそやろ~(ちょっと呆れる)、古代の「火起こし」と違うんやからな。小学生のとき、家庭科で習わんかった?」
「ほんなん習いますかいな~」
中学生のときには、私たちの時代は、男子は技術(木工など)、女子は家庭科と授業が別れたけど、小学生のときは、どちらも家庭科は習ったはず。むしろ男子の方が刺繍なんかは上手かった。
第2のH氏を出さぬよう、全国の家庭科の先生方、とうぞよろしくご指導お願いします。