紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

そして物語はふたたび始まる。

2008-03-30 21:56:26 | テレビ
 昨日の『ちりとてちん』では、もうひとつトリハダだったのは、草々が分娩室のドアをぴしゃりと閉められ、自分が今、喜代美のために出来る最善のこと、つまり落語『愛宕山』を彼女に聴こえるように語り、産声が聞こえて彼がついに『家族』というものを獲得した喜びにむせび泣くところ。

 しかもそこに沈黙の中キャスト名がどんどん流れてゆくのだ!! エンドロールでなく、スターティングロール?だ!

 これは『物語の始まり』じゃないの!! このエンディング(=スターティング)はすごいぞ! 『ライオンキング』の比ではない。

 私も今日で20年以上前からスタートしたお仕事の終了である。エンディング、そしてスターティングの記念すべき日。淡々と普段通りに仕事をした。きっちりやり遂げられて、とてもさわやかな気分。

 ピリオドの日に来ていただいて、どうもありがとう! しん平さん! すごいうれしかった!