余市蒸留所20年貯蔵シングルモルト 1988
ニッカウヰスキー余市蒸留所で1988年(昭和63年)に蒸留した
5タイプのモルトウイスキーから厳選し、バランスを重視して丁寧に
バッティングしました。アルコール度数も樽出し度数に近い55%で
壜詰めし、ボリュームのある香りと、深い味わいを実現しました。
テイスティングノート
色あい:赤味がかった深い琥珀色。
香り:陶然とさせる濃厚な蜜の甘さ。カシス、杏、プラムや
洋梨を思わせる香ばしくもフルーティな香り、
ベースのピーティなボディ感とともに、逞しく力強い香りが広がります。
味わい:樽熟成によるコクと、堂々としたピートのビター感が力強く感じられます。
磯や海藻のニュアンスをまとった甘さが味わいに幅を与えます。
フィニッシュ:豊なコクと甘さをともなった、ドライフルーツのような
ビターな余韻が程よく続きます。(資料より)
昨日、届いたばかりでまだ開封しておりません
今年12月のおすすめモルトウィスキーの一つになりそうです
1988年(昭和63年)と言いますと、私が高校を卒業した年
大阪の大学に進学するもすぐに中退し、東京へ日本料理の修業に行った年
その頃、ウィスキーは水で割る物だと思っていました
まして、こんなにウィスキーのことを好きになるなんて思ってもなかった時です
板前時代には先輩によくスナックに連れて行ってもらい、
どれだけ飲めるかも知らずに、飲み、そして、潰れ・・・
二日酔いのまま仕事をしていた事を思い出します
まだ賑やかな時代だった年だと記憶しています
あれから20年間、余市蒸留所の樽の中で
ゆっくりと眠っていたモルトウィスキーです
この20年間を自分の中で振り返り、味わってみませんか?