バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

リバビュー訪問1

2010-05-05 08:59:00 | テニス留学

テニスが大好き、そして若者と関わるのが大好きなリチャード先生、学校テニスのまとめ役、州代表の学校のチームのまとめ役を長くしている大変情熱のある先生です。







レインコーブにあるリバビューカレッジ、1880年にできたこのカソリックの私立の男子校で小学校5年生から高校3年生まで通えます。
日本と大きく違うところは学力によって受け入れをするのではないというところ。
妊娠して性別がわかった時点で予約する人もいるぐらい競争が激しく大勢の人がキャンセル待ちをしているような状態です。
この学校だけでなく私立の由緒ある学校には多くの人が席があくのを待っています。

なぜそんなに人気なのか?大学卒だけでなく高校までどこに通ったかということがオーストラリアでは大きな意味を持つことや、学力とスポーツその他すべてのバランスをとりながら人間形成、紳士教育を受けられるということだと思います。学歴より人間性を重視する社会なのでしょう。
土曜日の午前中に自分の好きなスポーツを選び対抗戦に参加することはこの学校では必須であり、それだけスポーツを通じて人と人とのつながり、絆、その他多くを学ばせる姿勢が強いということです。

テニスは対抗戦ではなく、ミックスしてダブルスを主にさせてもらいました。
大きな敷地内にたくさんのグラウンドがあり、テニスのあとに学校内を案内してもらいそのあとバーベキューをして解散。

オーストラリアの人がスポーツを大好きな理由が改めてわかります。


テニスコートの近くでラグビーのトレーニングをしていた男の子たち。