バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

テニス選手を支える人

2010-09-21 10:10:00 | テニス留学
オーストラリアはデビスカップはとても惜しい負けでした。
残念です。

クレーコートが3面に増えることはこれからのアカデミーにとっては大きな意味を持ちます。フェンスの工事がもうすぐ始ります。

アカデミーのクラブハウスにはいろいろな人が訪れます。
今までもテニスを通じて多くのジュニアのご父兄にも出会いました。
昨日はマットくんのお父さんが来てクレーコートのことなどビンスと話していました。
ATPランキング400位でも何のサポートもスポンサーもありません、ラケットもウェアーもすべて自分で買っています、遠征代金もお父さんがサポートしています。
今年の半分は約海外で過ごしたニコール、彼女のお母さんはフルタイムで働き、お父さんは夜勤で寝る時間はほとんどないです。昼間は彼女の練習での送り迎えをして夜はホテルで働いて海外遠征となったら自分が付き添います。自分たちもテニスをする子供たちの親なので、気持ちは同じ、みな共通していることは自分の子供にできる最高の力が発揮できるようにという気持ちから選手をサポートしています。

日本の留学生たちもご両親のサポートがあってこそ海外滞在ができる、試合に出たりホームステイができたり貴重な経験ができている。
自分のお金をためて留学する人もいます、それでもいろいろな人の親切心や助けがあってこそ留学ができている。その感謝の気持ちを決して忘れてはいけないと思います。


約2ヵ月間スペインにいたジョーダンくん、ダブルスでATPポイント獲得し、オーストラリアに戻ってきました。
彼もやはりご両親に支えられています。