バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

すっきりさっぱりのオーストラリア

2020-07-11 06:59:00 | テニス留学


先週月曜日6日から現地のスクールホリデーが始まり、その間は午前のグループと午後のグループに分かれて練習が行われていました。
今まではオムニコートで練習していたジュニアが、ライアンコーチのもとで、アカデミーのクレーコートで練習をするようになり、10日11日のUTRの大会で活躍しているのを見られてとてもうれしかったです。

この中に日本の留学生を入れて一緒に練習させてあげたいなと思いました。
写真一番右のコーチのライアンは一言でいうと、オーストラリア人そのもので、正直、まっすぐ、誠実な人です。こういっているけれど実のところはこう思っているんじゃないとか、下心があったりとか、そういう人ではなくて、思ったことはちゃんと言って、すっきりさっぱり、その上誠実なのでとてもやりくりがしやすい若者です。その上コーチとしてももちろん、きちんとみんなを見てくれて、細かいところまで目が届き、何よりもテニスが大好きな人です。この仕事を長くしていて一番思うのは、誠実であることと、裏表のない、正直な人とのやりとりが何よりも一番しやすいです。簡単なことのようで実はこれはなかなか難しいことでもあるのですよ。こういっているけど実はこう思っている、というのはもうなし、、、girlgirlgirlそれも伝え方なのだと思います、正直に伝えたいことをうまく伝える方法が存在するのだと思います。それがオーストラリアの人は上手です、ビンスはそれを上手にジョークにして伝えたりします、、、私もそこから学ばせてもらっています。そのほうがストレスがたまらないですよね。すっきりさっぱりのオーストラリア、私がオーストラリアの大好きなところの1つです。

ご無沙汰してしまいました。

2020-07-01 16:32:00 | テニス留学
ブログをご無沙汰してしまいました。
6月中は毎週日曜日のジュニアのトーナメントのエントリー数が膨れ上がり
そのやりくりで毎日忙しくしていました。
少しずつ大会も復活していますが、テニスオーストラリア主催の大会は8月まで行われない予定なので、UTRの大会がオーストラリアではスタートしています。
テニスは安全なスポーツです。
明日から現地の子供たちはスクールホリデーになります。

このコロナの自粛で通常と違う生活の日々の中でいろいろなことを考えました。
バークレーアカデミーとしてはっきりと明らかになっていることは、テニスというスポーツを通じて人として成長することが何より一番であるということです。
そしてしばらくは日本からの留学生をお世話することはできませんが、一般に日本で言われること、アカデミーに日本人が何人いる、日本人とかかわらない、というのではなくて、同じ海外にいる日本人を味方にして助け合うことも大事だと思います。

実際のところオーストラリアにはいろいろな人種がいて、人種で固まるというより助け合う精神があります。だからといってその人たちだけと関わっていくのではなくて、オーストラリアにいる人間として、オーストラリアでの生活のためのいろいろなヒントをもらったり、助けてもらうことが多いと思います。

文化も言葉もわからないのに、一人で飛び込んで、助けてくれる人もいるでしょうけれど、そうでないケースもあり、やはり精神的なサポートは大事だと思います。
もう日本的な枠で、何でも日本で一般的に言われるように物事を考えるのはやめて、言語習得だけでなく、考え方も、もっと広げて何でも受け入れられる幅の広い人に自分もなりたいし、そういう人を育てたいと思っています。
オーストラリアは本当に素晴らしい国ですよ。