花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

光を人に当てる研究

2012年10月26日 | 学校
メンバーの一人と進路の面接練習中、「高校で一番取り組んだことは」と尋ねたら
「3年間植物研究に取り組んできたことです」と答えたので思わずはっとしました。
課題研究は2年生から始まるので、名農生の研究活動は2年間のはずです。
実は彼女、1年次から研究活動に取り組んできたのです。
1年生でもこんな研究をしてみたいという人は少数ですがいます。
「彼女らの意欲を1年間我慢させておくのはもったいない」
そんな考えからTEAM FLORA PHOTONICSは
ある2年間、研究を希望する1年生を募り温室を開放する実験を行いました!
素直な1年生は一生懸命取り組むため、なんとその年の秋に
国立極地研究所主催の南極北極科学コンテストで提案した
極地研究が最優秀にあたる北極科学賞を受賞。
「白夜のひまわりはどこを向くか?」
テーマもインパクトがありとても印象深い研究でした。
いつもそばにいたので気がつきませんでしたが
ストックホルムの国際大会に出場したのもこんな3年間の積み重ねの成果かもしれません。
どうやら人材育成研究は大成功だったようです。
今週末、3年生は研究成果が認められ東京の大学で表彰を受けます。
TEAM FLORA PHOTONICSはこのように
まだ芽を出さない人材に光を当てる研究にも取り組んでいます。

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北の国から

2012年10月26日 | 学校
長野県で行われた農ク全国大会。
最優秀こそ逃しましたが、優秀賞を4つ受賞してきました。
これから始まる名農農クの活躍を予感させる結果です。
さて遠くからハクチョウの鳴き声が聞こえたような気がしました。
耳を澄ますと音がだんだん大きくなります。
絶対、この付近を通るはずだと思い
カメラを構えて待っていると20秒もたたないうちに
このような隊列を組んだハクチョウの群れが
北の方角から真上にあらわれました!
農業の研究活動は記録が大切。
そのため実習の際はいつでもカメラを持ち歩き
植物の生長を記録するのが鉄則と先輩に教えられました。
教えを守っていたおがげで、こんな季節を感じる
嬉しい瞬間を切り取ることができました。
名農祭が終わると南部町にも冬がきます。

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