避難場所がない

勝手に落ちているアルプス乙女を食べたせいでしょうか、
突然黒い雲があらわれました。
しかしまだリンゴの木の下にシルバーシートを敷く作業の真っ最中。
途中でやめるわけにはいきません。
雲があらわれてから約10分！
やっと敷き終わったころには空からぽつりぽつりと雨が落ち始めました。
すぐ実習をやめ校舎に戻ることにしましたが
途中で雨は本格的に降ってきました。
第１農場は校舎から歩いて10分ほど離れた場所にあります。
したがって農場から帰る途中に降られると
雨を避ける場所がないので毎回濡れてしまいます。
別の授業で第１農場にきていた生徒たちも濡れています。
もっと農場がそばにあればいいのにと話しながら
みんなずぶ濡れで帰校しました。
収穫はまだ１ヶ月は続きます。
風邪をひかないように気をつけましょう。

アルプス乙女

ピンポン玉ぐらいの小さなリンゴです。
名前は「アルプス乙女」といい、
真っ赤な色がとてもきれいです！
観賞用ですが食べることもできると聞いて
園芸科学科３年生たちは興味津々。
さっそく落ちている果実をズボンでふいて
かじりついていました。
その結果、果肉は美味しいけれど
皮の部分が酸っぱいとのこと。
期待した味ではなかったようです。
でもまるごとアップルパイにできるかもしれませんね！