花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

楽しい時をプレゼントしたいから

2012年10月30日 | 学校
小中学生対象に名農が主催する食と科学のコンクール「アグリサイエンス」。
入賞されたみなさん、おめでとうございます。
待ちに待った授賞式が11月4日、名農で開催されますが
今回は受賞者が多く会場が人であふれそうです。
11時から行われる授賞式のメインはなんといっても審査講評!
このコーナーの進行はTEAM FLORA PHOTONICSの3年生が行います。
先日、会場となる会議室で流れを確認してみました。
入賞者にインタビューする司会者役のメンバーも初めてで
ドキドキですが、前に並ぶ子供たちもドキドキ。
何度も段取りを確認しながら
子供たちに楽しい時間をプレゼントできるよう頑張っていました。
またストックホルムで発表した概要を3年生が発表してくれる予定です。

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人工いくら?

2012年10月30日 | 生物生産科
なにやら面白い実験をしています。
これは生物生産科加工班の研究。
ピペットからビーカーに液を一滴落とすと
中でこのように丸くなります!
まるで人工いくらを作っているようです。
尋ねてみるとやはり人工いくらと同じ作り方でした。
しかし中に入っている液が違います。
この液には酵母菌が入っているのだそうです。
お酒などを発酵させる際に必要な酵母菌ですが
発酵具合がちょうど良くなったら
一般的には加熱処理して酵母菌を死滅させます。
また熱処理せずにミクロのフィルターで濾過する方法もあります。
生ビールなどはこの方法を用います。
ところがどちらも酵母は使い捨てで、再利用はしません。
加工班ではこの酵母を再利用しようと
人工いくらの中に閉じ込めて、発酵後は回収しようとしています。
いくらの中に入っていてもちゃんと発酵するというのがポイントのようです。
長い間、有用な天然酵母探しをしている加工班。
貴重な酵母をそう簡単に死滅させるわけにはいかないのかもしれません。
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