花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

本丸工事が急ピッチ!

2014年10月26日 | 環境システム科
今年着工した環境システム科の工業実習棟。
溶接や配管を学ぶいわば環境システム科の本丸です。
来年度から使えるようにと今、急ピッチで工事が進んでいます。
今までの名農にはありえなかった建物で
LEDの水耕温室とともに新生名農の象徴的な存在です。
今年をもって三戸郡にあった工業高校が閉校となります。
したがって郡には工業を学べる学校がなくなってしまいます。
しかし名農が温室を教材に配管や電気の技術を学べる
工業系の環境システム科を立ち上げたことで今、
郡部の工業系を学びたい人の受け皿となりつつあります。
とはいってもまだ出来立ての学科のため、
中学生はどんなことを学ぶ学科なのかよく理解していません!
工業棟ができ、そこで学ぶ名農生を紹介することで
きっと地域にも環境システム科の学習内容と存在意義が
理解されるものだと考えています。
さてチームは本日、東京理科大学で開催される
「坊ちゃん科学賞」で研究成果を発表します。
審査長である数学博士「秋山仁」先生に会えるのが楽しみです。
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ジョナゴールド

2014年10月26日 | 学校
リンゴのイメージが赤い果実なのであれば
このジョナゴールドはその代名詞ともいえます。
黄色でもないのにゴールド。
カモメでもないのにジョナさん?
意味のわからない面白い名前ですが
これは両親の名前をくっつけたものです。
それはゴールデンデリシャスと紅玉。
ジョナゴールドのゴールドは
ゴールデンデリシャスのゴールドなのです。
それではジョナは何でしょう?
実は紅玉の英名はジョナサンというのです。
アメリカの試験場で育種され
日本には昭和45年に導入されましたジョナゴールド。
これからが収穫時期となります。
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植物が思い出の引き金となる

2014年10月26日 | 研究
チームにとって懐かしい食用菊が咲きました。
赤紫の花弁が特徴の「もってのほか」です。
正式名は延命楽といいますが、
もってのほかの方が一般的です!
赤紫の花弁にはアントシアニンがたくさん含まれていますが
5年ほど前のチームの初代先輩方が
この花に紫外線や赤色、青色のLEDを照射すると
ポリフェノールが数倍に増えることを発見しました。
その量はブルーベリーに匹敵するもので
翌年のテクノ愛でグランプリを受賞しています。
蒸したこの菊を会場に持ち込み試食していただいたところ、
京都大学などのたくさんの教授の方々に
いたく感動していただいたことを思い出します。
1年を通して次々と咲いたり実をつける植物。
アルバムを開かずとも、その姿を見るたびに
いろいろなことを思い出しています。
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