花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

涼夏の季節

2014年10月14日 | 園芸科学科
登録番号、第7223号。登録年月日、1999年 6月14日。
登録有効期限25年。読み方、りょうかのきせつ。
これが農林水産省に登録されている涼夏の季節のデータです。
山形県の種苗メーカーが登録したものですが
ふじとスターキングデリシャスの混植農園から発見された偶発実生。
つまり突然変異なんですね。
これは先日、園芸科学科の農業経営シミュレーションで
女子生徒の農業会社が収穫した涼夏の季節。
数は約80個。1本の木から相当な量を収穫できました。
農業経営シミュレーションでは名農生が模擬農業会社を結成し、
自分たちの力だけで管理販売をする学校設定科目です。
みんなで協力すればこのように立派なリンゴを栽培できますが
問題はこれをいかに売るかです!
先生方、名農生、親親戚、はたまた校外で?
売り方も自由なので、逆にみんな頭を抱えてしまいます。
これが農業経営シミュレーションの面白いところ。
アイデア、実行力そしてめげない精神力が必要です。
さて暴風にみまわれている三八地方。
学校のホームページで最新の情報をご確認下さい。
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防御シールド、オン!

2014年10月14日 | 研究
ここはチームの実験温室。
高温になると自動的に天窓や側窓が自動開閉する
コンピュータ制御のガラス温室です。
窓の開閉以外にも使う人がプログラムすると
人の代わりにいろいろ管理してくれるので
まさに歩かないロボットだともいえます。
いつもなら実験も終了して片付けるところですが
今年は10月いっぱい実験が続く予定。
しかしこのところ南部町は最高気温は20℃を切り、
さらに最低気温では10℃以下になりました。
植物にとってはそろそろ厳しい気温です。
そこで実験植物を寒さから保護するために
先日、透明の保温シートを作動させました!
これにより太陽光を取り込みながら気温の低下を
ある程度抑制することができるようになりました。
ロボット戦士好きの若者だったら
防寒シールドとか防寒バリアーというのかもしれません。
今日は台風が近くを通過する予定。
暴風バリアーはないので心配です。
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