花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ベルサイユの薔薇

2014年10月19日 | 研究
こちらはピンクよりもっと色が淡いブラッシングノックアウトという品種。
やはりノックアウトの枝変わり、つまり突然変異です。
さてバラといえばイギリスをイメージする人が多いのではないでしょうか。
美しいバラが咲き乱れるイングリッシュガーデンはそれは素敵なものです。
またダイアナ英皇太子妃が亡くなられた際、歌手のエルトンジョンが
「キャンドル イン ザ ウインド」という自分の歌を改作して歌った追悼曲で
Goodbye England's rose と歌い出したのも心に残っています。
もうひとつイメージする国はフランス、もちろん「ベルサイユの薔薇」です!
主人公であるマリーアントワネットは18世紀の人ですが
16世紀頃から始まったバラの育種はまさに最盛期だったと思われます。
日本や中国、アジアから持ち帰ったバラをヨーロッパのバラと掛け合わせ
今でいうオールドローズといういろいろな品種を作り出しました。
ベルサイユ宮殿にいったことはありませんがそれは美しいバラが咲いているでしょう。
さて今年、新しいバラのシリーズが販売されました。
なんと名前は「ベルサイユの薔薇」。
5つの品種はオスカル、ロザリー、アンドレ、フェルゼン、アントワネット。
育種したのはフランスのメイアン社ですが、名付けたのはもちろん日本です。
ベルバラファンの方はぜひ育ててみてください。
さてこのノックアウト。
現在は白やレインボーという色も生まれています。
歴史が長く奥が深いバラの世界、楽しんでみてはいかがですか?
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ラビアンローズ La Vie en rose

2014年10月19日 | 研究
こちらのノックアウトはピンク色。
ピンクノックアウトといいます。
そもそもノックアウトは先ほど紹介した
真っ赤な色をしたバラです!
ところが育てているうちにある枝だけ
違う色の花が咲きました。
その枝を切って挿し木で増やしたのが
このピンクノックアウトです。
赤とは違ってまた可愛らしいものです。
さて話は変わりますが現在、郡山でB1グランプリ開催中ですが
来年は青森県十和田市でB1グランプリが開催されることになりました。
先頭に立って誘致したのがバラ焼きゼミナール。
バラ肉とタマネギを炒めたバラ焼きを広めている団体です。
そのみなさんが口々に叫ぶ言葉が「La Vie en rose」。
「バラ色の人生を」という意味のフランス語です。
バラ焼きとバラを引っ掛けてたところがみそ。
ぜひ食べてみて下さい!
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Knock Out

2014年10月19日 | 研究
かつてチームがバラの研究をしていた時に
用意した真っ赤なバラです。
名前はKnock Out(ノックアウト)。
美しいバラにしてはかなり乱暴な名前です。
実はこのバラ、無農薬でも病気に強く
簡単に育てられるという特長があります。
病気をノックアウト!
そんな意味から名付けられました。
ヨーロッパと違って湿度の高い日本では
病気に強いという性質は本当に助かります。
ノックアウトというバラには
いくつか色がありますのでご紹介します。
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