花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

園芸教育学部、先生は名農生!

2014年10月28日 | 園芸科学科
幼稚園児や小学生が収穫体験を行ったという
新聞記事をよく目にしますが、名農の場合はちょっと違います。
相談にこられる小学校の先生方には
収穫時だけの一回限りの体験ではなく
春から一貫した作業体験を提案しています!
もちろん指導するのは名農の3年生。
彼女たちが手作りしたミニテキストがこれです。
上手にポイントをおさえながら楽しい絵本に仕上げています。
また最終回には壁にこの大きなものをはって
体験したリンゴ栽培の1年間を振り返ってもらったようです。
インストラクターとは技術指導員を意味します。
しかしこの授業の取り組みを考えると単なる技術指導ではないようです。
年間の体験を通して命やもののありがたさなど大切な心も育てているからです。
そのためになんと事前に簡単な指導案も作っているのですから驚きです。
いつもこの活動を見ると「園芸教育学部」という名が頭に浮かびます。
まさに彼女たちの取り組みはインストラクターではなく教員そのもの。
将来、親になった時はもちろん、保育や福祉の現場で働く際、
間違いなく大きな力になることでしょう。
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農業交流センター

2014年10月28日 | 園芸科学科
毎年恒例となった名農生による
地域の小学生へのリンゴ栽培の指導。
最終回となった今回はいよいよ収穫のようです!
インストラクターは園芸科学科3年生。
地域デザインという学校設定科目で取り組んでいます。
今年はなぜか実施予定日に雨が多く、
何度か行えなかったようです。
しかし春からずっと同じ名農生が同じ小学生に
指導しているため小学生も信頼し
楽しい時間を過ごしているようです。
またこの日は午後から町に来ているカンボジアや
インドネシアの学生さんもたくさん来校され
リンゴ栽培やLEDを使った新しい水耕栽培の様子などを
興味深く視察していきました。
名農が農業交流センターの役割を担っています。
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