いきなりデビュー

発表練習をしています。
しかしなぜか３年生ではなく２年生です。
さらにパソコンの画面に写っているのは
「花物語」と題したサクラソウの研究発表。
ご存知、昨年の農ク県大会で最優秀を受賞したものです。
いったいなぜ２年生が「花物語」を練習しているのでしょうか！
実は本校にはインターアクトクラブという部活動があります。
ボランティアなどの奉仕活動を行うクラブですが
その県大会が地元南部町のロータリークラブと
名農のインターアクトクラブの運営によって
今週の土日に開催されることになりました。
この交流会に参加するのは100名以上の高校生や大人たち。
楽々ホールで開会式、センターハウスでバーベキューや花火、
さらに法光寺で座禅と南部町の魅力を満喫できる企画になっています。
その大会でなんとチームフローラフォトニクスが
基調講演を行うことになったのです。
植物研究グループとボランティアはあまり関わりのないように思えますが
光栄なことにチームはボランティア関係の賞も数多く頂いているのです。
日頃の科学研究を活かしてサクラソウ保護や被災地の塩害土壌再生、
さらに都市公園の水質浄化などに取り組んでいることが理由です。
ボランティアは自分たちのできる分野、範囲で取り組むのが一番。
このような研究を活かしたボランティアや社会貢献もあるということを
みなさんに知っていただければ幸いです。
とはいっても昨年発表された先輩方はもういません。
したがって２年生が「花物語」と今年取り組んでいる水質浄化の発表を
披露することになったのです。
２年生にとって初めての発表。
緊張に打ち勝つには練習しかありません。

花がお出迎え

名農の玄関前には花のプランターがたくさん並んでいます。
よく見るとペチュニアやインパチェンスなど
園芸科学科の草花温室で栽培されていた草花です。
今までは校外の緑化をしてきましたが
一段落した今は校内の緑化を行っているようです。
名農で栽培されている草花はたくさんありますが
実は毎年ほぼ同じなので、
何度も教わっているうちに覚えることができます。
この花は確かバーベナではないでしょうか。
バーベナは日本名で「美女桜」といいます。
フランス語では「ヴェルヴェーヌ」といって
ハーブの仲間に分類されるそうです。
どちらの国もなかなか素敵な名前がついています！
名農に来校された際は、いろいろな花が咲いていますので
ぜひご自分の目でお確かめください。
とはいって夏休みは大規模工事のため、
出入り口が校舎の裏側にかわるといわれています。
いつ変わるのかはわからないのでご用心を。