花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

一人二役

2018年12月28日 | 学校
年末恒例の校内プロジェクト発表会。
15チームの発表がすんでもまだ終わりではありませんでした。
なんと今回は、コンクールなどで発表した内容を
全校に披露する特別コーナーが用意されているからです。
チームを含めて名農はいろいろなコンクールで良い成績を残していますが
ほとんどの発表が大会のためだけに用意されたもの。
したがって名農生はどんな内容で何を発表したのかは知りません。
そこで今回は、全国高校観光選手権大会(通称観光甲子園)と
ストックホルム青少年水大賞の様子を紹介してほしいと
事前にチームにオファーがきていたのです。
観光選手権はストックホルムに行けなかった女子とJr.の発表。
4ケ月ぶりの発表なので数回だけですが練習して臨みました。
この発表はBGMを使うなど演出がポイント。
10分間のショウのような構成なのでミスできませんが、
なんとかJr.もその大役を果たしてくれました。
そしてトリは世界準グランプリの二人。
研究した内容を細かく説明しても面白くないだろうと
あえて研究は概略だけにして大会の様子を紹介しました。
会場には地元南部町役場や地元の中学校の先生方もいらっしゃっていたので
ストックホルムの街並みや大会の様子などみんな楽しそうに見てくれました。
自分の研究発表とこの特別発表、チームのメンバーは一人二役と大忙し。
TEAM FLORA PHOTONICS として行う校内最後の発表会を
全員で大いに盛り上げてくれました。
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最後のプロジェクト発表会

2018年12月28日 | 研究
3年生最後の研究発表会。
チームは取り組んだ5テーマのうち、3テーマに絞って発表しました。
今年のチームは誰が発表者を務めても大丈夫。
相談の結果、何らかの形で全員がマイクの前に立つことになりました。
部門はⅠ類(生産流通経営)、Ⅱ類(開発保全創造)、Ⅲ類(ヒューマンサービス)の3つ。
どこかの分野にエントリーすることになっています。
今年チームが選んだ3テーマはそれぞれの分野に該当するもの。
そこで3分野に分かれて発表しました。
これはⅢ類で発表する女子チーム。
得意の妙丹柿をパウダーにした柿糖についてプレゼンしています。
ヒューマンサービス系だと分析数値が少なく、
感情に訴える傾向になりがちですが、
彼女たちは乾燥温度や時間がポリフェノールや糖度に及ぼす関係を
実験から科学的に説明する異色な発表です。
その前に発表したⅡ類はテクノ愛でも活躍したナメコの発生研究。
自生環境を電気刺激という観点から再現実験したもので、
とても興味深い結果を導き出しました。
発表者はストックホルムで準グランプリを受賞した二人。
さすがに鍛えられているので安定した発表をしています。
そして一番最初のⅠ類はかぼちゃの研究。
メガソーラー発電所でかぼちゃビジネスをしようという提案で
たった一人で発表してくれました。
こちらも農業クラブ意見発表の青森県チャンピオン。
人前で発表するのはチームの中で一番慣れているかもしれません。
しかしながら他チームも堂々と発表しています。
特に女子は明るくて楽しそう。
2年間、楽しく研究活動をしてきたことが感じられる微笑ましいものでした。
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