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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

事件です!!

2018年12月18日 | 研究
名久井農業高校では年に2回、大きな研究発表会(プロジェクト発表)が開かれます。
1回目は12月。3年生が出場する発表会で3年間の集大成として
みんな一生懸命練習して臨みます。
2回目は3月。翌年の農業クラブ県大会の校内代表を決める予選会です。
3年生はすでに卒業しているので、これは2年生のガチンコ勝負となります
さてテストも終わり、第1回目となる3年生の発表会が近づいてきました。
チームフローラフォトニクスも他の班と同じように大会にエントリーしています。
本来ならはチームは一人一研究なので5テーマ発表できるのですが
時間の関係もあるので3つに絞って発表することになりました。
また校長先生よりストックホルムでの大会の様子を紹介したり
観光選手権での発表を再現して欲しいとの依頼を受け
そちらも急遽、対応することになりました。
役場の方や中学校の先生方もいらっしゃるようで失敗は許されません。
この日は練習できる最後の課題研究。
久しぶりの発表なのでみんなで確認することにしました。
ところが事件です。
この日の出席者は4名。ストックホルムに行った男子1名がいません。
どうやら風邪をひいたようです。
もしインフルエンザなら大会報告は1人で行わなければなりません。
果たしてどうなることでしょう。
高校最後の校内発表会は3日後、
終業式の前日に全校あげて開催されます。
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主役交代

2018年12月18日 | 園芸科学科
園芸科学科の本拠地のひとつである草花温室にやってきました。
文化祭まではシクラメンが一面に並んでいましたが
今はすっかり姿を消し、別の植物が埋め尽くしています。
この緑の葉をつけた草花はサイネリア。
サイネリアは本来はシネラリアと呼ばれるキク科の草花です。
白や青、ピンクなど華やかな花を沢山つけるのでとても人気があります。
さてこの花の原産地はスペイン領のカナリア諸島。
スペインとは言いますが、場所はアフリカの西側の大西洋上です。
18世紀、イギリスのプラントハンターが持ち帰り
品種改良され、現在の園芸種が誕生しましたが
もともと、温かな場所で生まれたのサイネリア。
暑さも寒さも苦手です。
ところが日本での開花期は1〜4月。
この名久井農業高校でも3月に開花させます。
しかし真冬に適温の10〜20度を
自然状態で保てる地域はどれだけあるのでしょうか。
おそらく多くの地域では石油で加温しているはずです。
商売とはいうもののなんだか変だと思いませんか。
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