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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

スペシャルメニュー

2020年12月21日 | 学校
今日は名久井農業高校の校内プロジェクト発表会。
3年生が2年間の課題研究の成果を全校生徒に披露し合い競うビッグイベントです。
今年はコロナの影響で教室で事前に録画した発表を上映するスタイルになりましたが
研究活動が盛んな名農。3年生が年間チャンプを目指し熱く燃えるのは間違いありません。
さて名久井農業高校には、このような発表会が3月にもう1回あります。
参加するのはまもなく3年生になろうとする2年生。
この大会は計画発表会と呼ばれますが、実際のところは1年間の成果を競い、
6月に開催される農業クラブ県大会に出場する研究班を決める校内予選会です。
選ばれるのは3チーム。なぜなら農業クラブでは研究を大きく3つに分類しているからです。
ひとつは「生産流通経営」。まさに農業の王道という分野です。
もうひとつは「開発保全創造」。こちらは土木や造園、環境も入ります。
さらになぜか食品加工とか食品製造も入るといいますから、まさに混沌とした分野です。
最後はヒューマンサービス。地域の伝統文化や食などの継承や活用が入ります。
ハンターズは環境班。したがって主に2つ目の「開発保全創造」分野にエントリーしています。
フローラもハンターズも農業クラブに所属しているのでコンクールの他に
何度も農業クラブの大会に出場してきましたが、ややこしいのは切り口の違い。
同じ内容でも科学コンテストはデータ重視なので活動しているメンバーの顔よりも
実験結果などの数字が大切です。ところが農業クラブはプロジェクト活動というように
大切なのは活動の様子。みんなで協力しながら活動している姿も大切にします。
したがって撮影する写真の内容もまったく違うので撮り分けていました。
かつてフローラは器用に使い分けて、どちらの大会にも出場していましたが
このところは完全に科学コンテストに軸足どころか両足を置いています。
おそらく今、農業クラブに出場したら予選すら通らないかもしれません。
今日エントリーしているのは約20チーム。
名農ならでは贅沢な特別なスペシャルメニューをお召し上がりください。
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ラストショウ

2020年12月21日 | 研究
さて今日は校内プロジェクト発表会。
事前録画ですがハンターズにとってもラストショウです。
しかし歴代フローラの最後の発表は2月。ファイナルフローラなんて
卒業式が終わった3月も制服をきて大会に出場していました。
それに比べるとハンターズは短命。潔く終わりを迎える予定です。
そんなハンターズがラストショウに選んだ演目は
テクノ愛でグランプリを受賞した「機能性園芸用ブロック」。
校内ではまだ未発表です。そしてもうひとつは、あるメンバーが2年生の時、
たった一人で取り組んでいた植物による除塩研究です。
二人とも今年の国際大会ではサポートに回ってくれたメンバー。
最後は世界チャンプがそれぞれのメンバーのサポートを行います。
農業クラブの発表会は3つの分野に分かれているのですが
面白いことにハンターズ はふたつとも開発保全創造分野にエントリー。
昨日の仲間は今日の敵?となって競い合うことになりました。
この写真は2019年8月の除塩研究の風景。1回の調査が1時間以上にもなるので、
他のハンターズのメンバーがサポートしています。
またハンターズ以外の男子もいますが、これは当時のJr.。
この年は二人の1年生が先輩とは違う切り口で塩害研究に挑戦していました。
驚くことにこれは放課後の風景。授業中に終わらないので
みんな応援しているのです。ハンターズもフローラも部活動ではありません。
それなのに授業時間や学年の枠を超えて協力し合うあたりに
普通とは異なる独特なチーム感というもの感じます。
確かこの年は、9月上旬に東北大学で開催された日本植物学会に
みんなで出場して楽しんだのを覚えています。
さあ決戦は本日。ハンターズを含め約20チームが
2020年名農最強研究チームを目指します。
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