花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

忘年会は中止

2020年12月26日 | 研究
机上にたくさんの小皿が乗っています。さらに檜の升も積まれています。
まるでハンターズ が回転寿司で升酒飲みながら
忘年会でもしたかのようですが違います。
高校生の彼らはお酒が飲めませんし、それどころが今、忘年会は自粛。
密にならないよう行わない職場も多いようです。
実はこれらの小物はハンターズが三和土製作に使ったもの。
小皿の上にはお寿司ではなく、配合が違うたくさんの三和土が乗り
彼らによって日々観察されました。その数、100種類以上。
お寿司でもそんなに食べられません。
また升は三和土にから溶出してくる成分を分析するためのもの。
もっと別の容器があったと思いますが、なぜか升が揃いました。
残念ながら底にはキリで穴を開けたのでもう飲めません。
お洒落な鉢植えにでもしましょうか。
さてみなさんの忘年会事情はいかがですか。もちろん自粛でしょうか。
今年あったいろいろなことを忘れ、
新たな気持ちで新年のスタートを切りたいところですが残念です。
そんな先日、なんとハンターズにまたまた新年のオファーがきました。
この地域の専門高校の発表会で彼らに発表してもらいたいというのです。
最近の環境班の研究は、地域に根ざした活動を評価する農業クラブでは
あまり評価されるとは思いません。したがって毎年行われるこの発表会は
他のチームに農業クラブで頑張ってもらうため、いつも遠慮してきました。
しかし今回は、御指名なので受けるしかありません。
英語スピーチを忘れては困るのでやはり忘年会は中止です。
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雪はともだち

2020年12月26日 | 学校
真っ白な雪を見ると、足跡をつけたくなりませんか。
しかしこんな雪の中では、長靴を履かないと濡れてしまいます。
ところがよく見るとあちこちの人の足跡があるではありませんか。
いったい誰がこの雪原を歩いたのでしょうか。
答えは放課後にわかりました。元気な名農生の声が響いているのです。
正体はラグビー部とサッカー部。
スパイクで雪のピッチを元気に走り回っています。
よく雪国は冬の間、グラウンドが使えなくなるため
球技ではどうしても不利だといわれます。
確かに野球などはボールを使えなくなるので不利ですが、
逆に雪を利用すると足腰を鍛えられるという長所もあります。
そういえば昔、体育の授業でよく雪上サッカーをしました。
転んでも痛くないので、みんな子供になったようにはしゃいだものです。
また名農の先生方で長靴カーリングを楽しんだこともあります。
長靴ホッケーもできるようですが、これらは雪上ではなく氷上。
近くのスケートリンクで遊ぶことができます。
ただ転んで頭を打つと大変。しっかり防具も着用しなければなりません。
寒い冬もアイデア次第。いろいろな工夫で楽しんでいます。
まもなく年の暮れ。雪上トレーニングもしばしお休みとなります。
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微妙

2020年12月26日 | 学校
先日降った雪も少し溶けてきましたが
場所によってはこのようにまだたくさん残っています。
さてこれはクリスマスイブのクリスマスローズ。
濃い緑の葉のヘレボルスオリエンタリスです。
温室では1月〜2月、南部町の露地では4月に咲くタイプのクリスマスローズで
正しくはレンテンローズという種類。残念ながらクリスマスに咲くことはありません。
したがってこれはこれでいいのですが、どうもすっきりしません。
実は写真の右側にはヘレボルス・ニゲル。つまり正真正銘の
クリスマスローズが植えられていて、先日まで白くきれいな蕾をつけていました。
まもなく開花しそうなので、クリスマスには本物のクリスマスローズを
紹介できると楽しみにしていました。ところが事件です。
雪が降ってしまいました。クリスマスなら雪が降って当たり前ですが
そのおかげでクリスマスローズが雪の埋まり、見えなくなってしまいました。
おそらく雪の下で咲いているのでしょう。
クリスマスに咲く花を雪でクリスマスに鑑賞できないとは、なんとも間抜けな話。
叶うことなら少し暖かくなり、雪の中から顔を出して欲しかったのですが
年末はまた寒気が南下するらしく期待できません。
ホワイトクリスマスとクリスマスローズの二つを求めるのは矛盾しているのでしょうか。
良い方法はないでしょうか。

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