花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

猛追開始

2021年05月26日 | 研究
これはあるフローラハンターズの女子メンバーの研究。
環境班は今年度もたくさんの研究に挑戦していますが
その多くが4月中旬から下旬にスタートしています。
ところが彼女だけは準備にいろいろ手間取り、なかなか始められませんでした。
そんなことで彼女がスタートしたのは5月の中旬、つまり先日のことです。
もしこれがサーキットだとしたら、スタートの合図が出ているのに
準備が整わないためなかなかピットから出てこれず
やっとスタートした時は、すでに周回遅れという状況。
他のメンバーとはだいぶ差をつけられたという感じです。
さらに試験区に施した工夫がちゃんと機能するかどうかはわかりません。
このような理由もあり、彼女は走り出しながら調子を見ています。
とはいっても昨年のJr.出身。トレジャーハンターズの指導を受けた強者なので
きっと猛追すると思われます。もしかしたら初めて研究に取り組む他の仲間に
あえてハンディキャップをあげたのかもしれません。
スタートを切った彼女はこれからしばらくの間、
週1回の分析をしながら次の実験の準備をする予定です。
環境班は自称、日本一早く研究を始めて早く終わる短距離ランナー集団。
やっと全員ロケットスタートを切りました。
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コロナと農業クラブ

2021年05月26日 | 学校
農業高校には農業学習をサポートしてくれる農業クラブという全国組織があります。
年に1回、各県を持ち回りで開催される全国大会では、研究発表や測量技術会など
さまざまな種目があります。農業は現場で使える本物の知識と技術が必要。
そのため校内で実習を繰り返しながら習得していますが、自分が身に付けたものは
果たしてどれぐらいのレベルなのかはよくわかりません。
全国大会は「井の中の蛙」にならないよう、他流試合を通して己の力を評価し
さらなる精進をしてもらいたいとの目的で行われます。
そんな意義ある全国大会ですが、昨年の静岡大会はコロナで直前に中止。
かつて青森大会の事務局を担当した経験があるため
大会開催に関わった先生や生徒たちの無念さは痛いほど理解できます。
さて今年度は兵庫大会。計画では10月に開催される予定ですが会場は無観客。
さらに分散会場にするなどいろいろ工夫をしているようです。
しかし兵庫も今はコロナ感染拡大で大変な状況。とても心配です。
さて先日、名農の廊下にずらりと農業生物や農具が展示されました。
これは農業クラブの農業鑑定競技の出題範囲。農業クラブの役員たちが
実物を並べてみんなが勉強できるよう展示してくれているのです。
競技は筆記テストですが、実物を見て答えるスタイルのため感覚としてはクイズ。
楽しんで問題を解いている普通教科の先生方もよく見かけます。
農業鑑定競技は全国大会開催種目。全国大会に出場する名農代表は
いったい誰でしょう。農業鑑定校内大会は本日開催されます。
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