花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

なんじゃこりゃ

2021年05月27日 | 研究
これはフローラハンターズがチームフローラフォトニクスから引き継いだPC。
Mac Airです。いつ見てもその薄さと軽さに感動します。
さてここで注目するのが一番左のスロット。
何やら黒いものが差し込まれています。
これは本来、SDカードを挿入するスロットですが
SDカードと違って、少しもはみ出していません。
触ってみても入っていることがわからないくらいです。
実はこのSDカードの容量は256GB。
スロットを拡張メモリーにするカードで
普通のSDカードのように抜き差しして使うことを想定していません。
したがって立ち上げると画面上にこのカードのアイコンが表示され
それをクリックするとHDのように使うことができます。
調べてみるとこれはMac Air専用のカードのようです。
薄くて軽いスタイリッシュなフォルムが売りのMac Airですから
不格好な外付けHDDやUSBメモリーをつけたくない人も多いそうです。
そんな人にはとても重宝するようです。
この不思議なSDカードは大会の副賞。
Mac Airも付属品もみんないただき物のフローラ。
ありがたく使わせてもらっています。
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空き家の再利用

2021年05月27日 | 研究
右の大きな温室は現在使われていない観葉植物温室。
かつてバナナなど熱帯植物が栽培されていましたが
燃料の高騰もあり現在は閉鎖。何ひとつ植物は栽培されていません。
左は馴化温室。生物工学を学ぶ際、試験管でランを培養するのが
一般的な実習ですが、試験管育ちのランを外環境にならすために用いる温室です。
名農で生物工学というと生物生産科が担当なので、
この温室はかつては生物生産科の管理下。生物工学研究班の本拠地でした。
しかし今から十数年前、生物工学研究班の興味はランではありませんでした。
したがってランの培養もあまり行われないため、この温室は空き家同然。
使っていないからか、窓が閉まらないなどいたる所が故障していました。
そこに目をつけたのが我らチームフローラフォトニクス。
結成の翌年である2010年に光と植物の生育を探る実験室として
借用することになりました。ポケットマネーをはたいてLEDを購入しては
初代メンバー全員で温室内に配線して点灯させた思い出があります。
あれから10年以上も経ち今やすっかり環境班のベースキャンプとなっています。
2021年4月からスタートしたフローラハンターズ。
気がつくと1年生のJr.も含めて土肥実験室で4テーマ、
馴化温室でも4テーマと全部で8テーマもの研究が同時並行で進んでいます。
これは一人一研究どころではありません。でも面白いのは活動場所。
火曜日は便利な校内の土肥実験室、金曜日は爽やかな緑に囲まれた
別荘のような馴化温室と場所を変えながら研究を行っているのです。
ところが今なお使われていないのが観葉植物温室。
もったいないので鉢植えの果樹を栽培して観光農園にしちゃうなど
名農生の皆さん、誰か活用してみてはいかがでしょうか。
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