花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

スタジオFLORA

2024年10月07日 | 環境システム科
オンライン会議の準備が整った土肥実験室。
この日の放課後は、ある大会のオンライン審査が行われるので
急遽セットされました。
左のドーナツ状のものはLEDライト。
まるでyoutuberのスタジオのようです。
審査を兼ねたインタビューは約30分。
緊張してしまう男子なのでちょっと心配です。
ところで左奥にピンク色の光が見えます。
こちらもLED。2年生がハクサイに照射しているものです。
とても弱い光に見えますが、これは部屋の蛍光灯がついているから。
電灯を全部消すとどうなると思いますか?
さっそく消してみましょう。
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ナイトクラブFLORA

2024年10月07日 | 環境システム科
このところ日が暮れるのが早くなり、
放課後の活動が終わるともう薄暗くなっています。
活動が終わると部屋の蛍光灯を消し、実験室の鍵をかけて帰るのですが
すると土肥実験室はこんな景色に変わります。
あれほど弱い光に見えていたLEDが輝いています。
実験を行う際、どんな波長のLEDを使うのかと
その光量はどの程度にするかがポイントになります。
FLORAには大先輩のTEAM FLORA PHOTONICSから引き継いだ
光量子計を持っています。これは単に明るさを示すルックスなどと違い
光合成に使う光の量を測定する装置です。単位は μmol m-2 s-1 。
この実験では30の光量になるようセッティングされています。
夏、屋外で測定すると2000ぐらい。どんよりと暗い曇りでも50以上。
したがってこのLEDの光量は太陽に比べるとほんのわずかなのです。
あくまでの太陽光の補助。長年試行錯誤してきたFLORAは
主食ではなく栄養補給のサプリメント程度がちょうどいいのを知っているのです。
現在、FLORAはエントリーした大会の結果待ち。
もし大会出場が決まると放課後練習が本格的に始まると
土肥実験室は怪しげな光に包まれたナイトクラブへと変わっていくでしょう。
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