花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

まもなく嵐がやってくる

2024年10月20日 | 環境システム科
これは先週の課題研究。みんなそれぞれ練習をしています。
いつもと違うのはホワイトボード。たくさん書き込みがあります。
今までは、その日の活動の予定などを書いていましたが
このところは、その日ではなく今後の予定がボードを埋めています。
なぜなら今は10月下旬。9月にみんなで手分けして応募していた
コンクールの結果が続々入ってきているからです。
もちろん落選し、がっかりするメンバーもいますが
予選を突破し、本大会に出場するものも現れ、次第に忙しくなってきました。
また今年は忙しさを増幅する不思議な出来事が起きています。
いつもはひとつの大会に1テーマだけ応募しますが
今年のメンバーは10名もいます。またその多くが3年生のため
年が明けたら卒業です。したがって彼らが応募できるチャンスは今だけ。
そこで賞味期限が切れる前に、総決算として複数エントリーしたのです。
するとどうでしょう。ありえないことに複数のテーマが
同時に予選を突破してくるのです。1つの大会に2チーム出場。
そんな大会が複数あるなると、忙しさは大型台風並みの暴風雨となります。
さらにまもなく名農祭。しばらく活動休止となります。
そこで現在FLORAでは、台風を迎え撃つ周到な準備を計画しているのです。
一番早い大会は名農祭が終わった1週間後。
したがって今週は、全メンバーが集まりスケジュールを確認する予定です。
計画では名農祭が終わったら、なりふり構わず全員攻撃。
このホワイトボードはそんな嵐の来襲を告げているのです。
FLORA、まもなく暴風雨圏に突入します!
コメント

赤いリンゴと青いリンゴ

2024年10月20日 | 学校
「赤いリンゴに くちびる寄せて・・・」とは並木路子さんの「リンゴの唄」の一節。
リンゴといえば赤というのが常識でしたが、今この赤いリンゴが問題に直面しています。
実は着色が悪いのです。赤い色は温度差で現れる現象ですが
厳しい残暑はともかく、夕方になっても適温の15〜20℃に下がらないため
きれいな赤にならないのです。日本一のリンゴの産地の青森でも困っているのですから
長野県ではもっと深刻な問題になっていると思います。
そんなことで最近、店頭で見かけるのが青や黄色いリンゴ。
赤くならなくても大丈夫だからです。
「青いリンゴを 抱きしめても・・・」は野口五郎さんの歌「青いリンゴ」。
新しい歌ではありませんが、これからリンゴは青や黄色に変わるかもしれません。
さて、この品種は青森県で育成され、2004年に登録された新しい品種「トキ」。
なんと日本が誇るふじと王林の交配という名門の血筋をひいています。
機会があったら良い香りとジューシーな味を楽しんでください。
なお並木路子さんの「リンゴの唄」の歌詞を作ったのは
名久井農業高校の校歌を作詞されたサトウハチロー先生です。
そういえば名久井農業高校の校歌の1番の始まりは
「いとしきリンゴの ちいさき花に 若さと春とを みつけて招く」。
やっぱりリンゴがありました。
コメント