花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

誰一人取り残さない

2024年10月15日 | 研究
2024年の3年生は7名。それぞれがSDGsの研究テーマをもって取り組んできました。
なんといっても一番出世はミスト栽培の彼女。ストックホルムまで行ってきました。
もう1人の女子メンバーもこの夏、ある国立大学のコンクールで優勝。
遅ればせながら日本一を受賞しました。では5名の男子はどうでしょう。
肥料の地産地消研究の男子は全国規模の大会で決勝進出。来月結果発表です。
またブルーカーボンならぬフレッシュウィーターカーボンに取り組む彼は現在絶好調。
FLORAの代表である彼のところには、各種大会で受賞したとの連絡が届いており、
受賞数では今年No.1ではないでしょうか。また砂漠の砂を使った栽培研究をした彼は
思うように行きませんでしたが、これをビジネスプランにまとめて昨年受賞。
また女子をサポートしてストックホルムにも行ってきました。
これが女子2名、男子3名の成績。立派なものです。では残った男子2名はどうでしょう。
全員でいただいた賞はありますが、自分のものはありません。
したがって研究の話になると、みんなにからかわれてちょっと悲しそうでした。
1人が取り組んでいたのは先輩の継続研究である三和土の利用法。
良い結果は出ていたのですが昨年はFLORA同士の共食いになるので応募をセーブ。
やっと秋に戦いを解禁しました。もう1人は今年、背水の陣で臨んだ水冷水耕。
暑い温室で頑張った成果が出たので応募し始めました。
するとどうでしょう。彼らのところにとうとう念願の朗報が届いたのです。
なんとそれぞれの研究が京都大学で開催される大会の決勝に招かれたのです。
決勝に選ばれる研究9件中、2つがFLORA。複数選ばれるのは久しぶりです。
昨年はFLORAの女子チームが出場。今年京都に行くメンバーはまだ未定ですが
おそらく今度は男子連合になりそう。
女神FLORAはみんなにスポットライトを当てています。
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眠る液晶プロジェクター

2024年10月15日 | 学校
土肥実験室で来週月曜日に行われる発表の練習をしているFLORA。
MacAirを大型ディスプレイに接続して利用しています。
つい数年前まで土肥室での練習は液晶プロジェクターが必須。
利用するたび農業クラブ室から借用していました。
しかし以前より簡単になったとはいえ、セッティングが必要。
ところがこのディスプレイは繋いで電源を入れるだけでOK。
さらに部屋を暗くする必要もありません。
したがってこのディスプレイが導入されてからは
ほとんど液晶プロジェクターを使うことがなくなりました。
実はFLORAの倉庫の中には、新品の液晶プロジェクターがあります。
これはある大会の副賞でFLORAがいただいたものですが
いつも使っている学校の液晶プロジェクターの方が慣れているため
一度も箱から出したことがありません。
そうしているうちにこのディスプレイが実験室に整備されたので
普段の練習ではもう使うことがなくなってしまいました。
でもディスプレイは大型なので2階などに持っていくのは至難の業。
そんな万が一のために液晶プロジェクターは倉庫で眠っているのです。
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