花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

熱処理液肥

2024年10月30日 | 環境システム科
これは3年生が作っている水草液肥。
ありそうで今までなかった肥料というのが売りです。
確かにインターネットで調べてみると、出てくるのは水草用の液肥。
FLORAが製造しているのは淡水水草を原料にした液肥。
似ていますが、ちょっと違います。
現在は水草を水に浸漬しているだけですが
この後は、消毒を兼ねて半分ぐらいに煮詰める予定です。
面白いのは水草の分解を促すため、ほんの少し土を入れるところ。
これによってグングン窒素が増えてきます。
彼らが悩んでいるのは土を入れるタイミング。
この状態で土を入れ分解を促進させ、窒素を増やしてから煮詰めるか、
はたまた煮詰めてから土を入れるかです。
なぜなら煮沸すると土に含まれる硝化菌も死滅する可能性があるから。
試行錯誤の結果、現在やろうとしているのは最初に土を入れる方法。
土を入れて窒素を増やしたら、熱処理して微生物の活動を止め成分を固定すると
完成してからどんどん成分が変わってしまうことを防げると考えたからです。
生がいいか、熱処理がいいか。なんだかビールみたいです。
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本日、稽古総見

2024年10月30日 | 研究
11月上旬に先輩とともに発表会に出場するFLORAの2年生。
まだ名農祭前でしたが、本格的に練習を始めました。
今回で2度目の練習なので、少しはスムーズに発表できるようになりましたが
新たな問題が発覚しました。発表会は発表時間が決まっているため。
絶対に時間内に収めないといけません。
そのため発表担当の男子2名が原稿を読むスタイルで挑戦することにしましたが
どうも原稿に書いていない言葉を無意識に加えて読んだり、
文字をすっ飛ばして読んでしまうことが多々あるのです。
まずいことに2名ともそうなのです。集中できないのでしょうか。
7名もいる3年生であれば、発表が得意な人が必ずいます。
ところが2年生はたった3名。スペアがありません。
原稿量も調整して減らしました。
しかしこの問題を乗り越えるには、練習あるのみ。
今日は、そんなFLORA全員が集まってのミーティング。
もちろん名農祭明けすぐに開催される大会のためですが
3年生が発表をチェックする予定。
まるで大相撲の稽古総見。頑張って欲しいものです。
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