花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ちいさい秋みつけた

2024年10月21日 | 学校
「ちいさい秋みつけた」は、ご存知名久井農業高校の校歌を作詞した
詩人サトウハチロー先生が作られた童話。
なんとレコード大賞童謡賞を受賞しているんですね。
ここは名久井農業高校の第2農場。温室群が特徴ですが
このところ急に周辺が秋めいてきて
小さな秋を見つけられるようになってきました。
例えば木々の変化。たくさんあった緑の葉が落ち
枝ぶりがよく見えるようになりました。
また紅葉も徐々に始まっています。
さらにこの温室の後にはナナカマドと思われる高木がありますが、
赤い実がきれいに実っています。
「赤い鳥 小鳥なぜなぜ赤い赤い実を食べた」は童謡「赤い鳥小鳥」の一節。
こちらは北原白秋先生の作詞です。
秋の名農キャンパスには詩人がたくさんいます。
まもなく名農祭。皆さんの来校をお待ちしています。
さて今日、FLORA HUNTERSの3年生は隣町の進学高校に招かれて
研究発表をしてきます。今は普通高校も探求学習をしなければらならいので
その参考にしたいとのことです。
与えられた時間は30分以上。ちょっとした講演です。
発表は2部構成。みんなで楽しみながら
研究の楽しさを皆さんに伝えられたら大成功です。
コメント

506名の生徒がお待ちしています

2024年10月21日 | 学校
先日、ものすごく古いファイルを見つけました。
おそらく昭和61〜62年、つまり1986〜1987年のものです。
名農は今月末から来月上旬にかけて名農祭と代休のため課題研究はありません。
そこで機会を見つけては、いろいろと紹介したいと思います。
さて今日はその1回目。名農祭のポスターの原案です。
名農祭と「耕」というテーマの文字と全校生徒の写真が中央にあり、
背景は全面びっしりと小さな葉のイラスト。
シンプルで極めてデザイン性の高い図案です。
横長という珍しいレイアウトなので、このまま採用されたのか、
また色もこのとおりモノクロームなのか、
秋だから黄色や赤でプリントされたのかは記憶がありません。
面白いのが文字と写真。当時はまだパソコンのない時代。
一文字ずつデザイン用の文字集を拡大コピーして貼って作ったものです。
全校生徒の写真もコピーなので顔などはつぶれています。時代を感じます。
もっと面白いのが生徒の写真に載せた言葉。
「506名の生徒がお待ちしています」とあります。
今から40年ぐらい前の名農は農業科、園芸科、畜産科、生活科の4学科。
1クラス40名も生徒がいました。それも農業科なんてほぼ後継者でした。
しかし現在は生物生産科と環境システム科の2学科。
悲しいかな全校生徒で150名前後です。
パソコンが普及した今のポスターはきれいですが
少子化、後継者不足で農業高校は激変。
それでも名農生の心意気と地域の期待は変わっていません。
今年の名農祭は11月2日が農産物販売、学校公開は3日です。
コメント