これはFLORAの2年生が研究している泡農薬。
南部町特産の太ネギに散布試験をしているところです。
多くの植物は葉に撥水効果のある微細な突起をもっています。
光合成の邪魔になる汚れなどを葉に付着させないためではないかといわれています。
しかし撥水効果はものすごく、ネギなどは農薬を散布しても
まったく葉に付着するどころか、濡れもしません。
でもほったらかしにしておくと葉が赤くなる「さび病」の病巣になってしまいます。
ネギは葉や茎を食べるものなので、大被害になります。
そこで農家は毎回、農薬に展着剤という糊のような界面活性剤を購入しては混ぜ、
葉に弾かれないように散布しています。
このように展着剤がないと防除できない野菜はとてもたくさんあります。
FLORAの2年生はこれを天然界面活性剤に置き換えて実験しています。
これなら弾かれることもなく付着するので安心です。
また泡は半日もすると消えてしまいます。
さら農薬の散布回数は作物や病害虫の発生状況にもよりますが
レタスでは収穫までに約10回ぐらい。
したがって光合成や葉に与える影響はごく僅かしかありません。
特に除草剤では、そもそも葉を枯らす目的なので問題ありません。
さてこのようなユニークな研究をしている2年生は
今週の日曜日に電気工事士の国家試験を青森市で午前中に受検します。
ところが午後には科学コンテストの最終審査がオンラインで開催されます。
そこで大会事務局には無理をお願いし、審査時間を1時間ほど遅らせてもらい
こちらは新幹線を使って学校まで急いで帰ってくる予定。
超がつくほどハードな1日が待っています。
南部町特産の太ネギに散布試験をしているところです。
多くの植物は葉に撥水効果のある微細な突起をもっています。
光合成の邪魔になる汚れなどを葉に付着させないためではないかといわれています。
しかし撥水効果はものすごく、ネギなどは農薬を散布しても
まったく葉に付着するどころか、濡れもしません。
でもほったらかしにしておくと葉が赤くなる「さび病」の病巣になってしまいます。
ネギは葉や茎を食べるものなので、大被害になります。
そこで農家は毎回、農薬に展着剤という糊のような界面活性剤を購入しては混ぜ、
葉に弾かれないように散布しています。
このように展着剤がないと防除できない野菜はとてもたくさんあります。
FLORAの2年生はこれを天然界面活性剤に置き換えて実験しています。
これなら弾かれることもなく付着するので安心です。
また泡は半日もすると消えてしまいます。
さら農薬の散布回数は作物や病害虫の発生状況にもよりますが
レタスでは収穫までに約10回ぐらい。
したがって光合成や葉に与える影響はごく僅かしかありません。
特に除草剤では、そもそも葉を枯らす目的なので問題ありません。
さてこのようなユニークな研究をしている2年生は
今週の日曜日に電気工事士の国家試験を青森市で午前中に受検します。
ところが午後には科学コンテストの最終審査がオンラインで開催されます。
そこで大会事務局には無理をお願いし、審査時間を1時間ほど遅らせてもらい
こちらは新幹線を使って学校まで急いで帰ってくる予定。
超がつくほどハードな1日が待っています。