Farewell Stage

これは先週の金曜日。名久井農業高校の校内プロジェクト発表会です。
１部はポスターセッション。２部は今年活躍したチームの口頭発表です。
光栄なことに２部のトップバッターは環境研究班。
ステージの右側で発表しているのが、環境研究班FLORA HUNTERSです。
普通は1名か2名の発表者を立ますが、今回はFLORAは3年生全員。
約20分間弱の研究発表をみんなでリレーしたのです。
なぜこんな不思議なスタイルで発表をしたかといえば、
今回のステージが環境班のフェアウェルステージだから。
正式には年明け2月に東京の国連大学で行うのが
正真正銘のラストステージですが、校内でみなさんの前に立つのはこれが最後。
だからみんなでマイクの前に立って、11年間40名の先輩に感謝しながら
自らの心に思い出として刻んで、終止符を打つことにしたのです。
でも名農はステージが狭いので、PCはステージ下に設置されています。
つまり発表しながらPC操作はできないのです。
では誰がしているのでしょう。それはもちろんFLORAの2年生。
名前は環境研究班ではなく、栽培環境班に代わりましたが
FLORAの後継者であることには違いありません。
先輩の最後の姿を見届けてくれました。
部外者から見るとなんてことのない発表風景ですが
これで11年の幕を閉じるんだと思うと、みんな感無量だったようです。
Thank you FLORA！　Goodbye 環境研究班！
今日は終業式。明日から長い冬眠です。

Merry Christmas FLORA

農業クラブの役員とともに今年最後のステージたったFLORA。
発表はすべて無事終了。嬉しいことに１部のポスター発表部門でも
FLORA HUNTERSは、水で冬の温室を暖め、
同じく水で夏の温室を冷やす技術を披露した男子が
オーディエンスが選ぶ部門で第２位を受賞しました。
ポスター部門はオーディエンスの投票で決まります。
FLORAは、この真剣な発表会さえも
不真面目にもFLORAダービーのレースに認定しています。
したがってみんな１票でも多く集めようと必死です。
FLORA内の結果を見ると
1位と2位は京都大学のテクノ愛で発表した男子のもの。
審査員である工学部の先生方にもわかってもらえるように
噛み砕いて優しい内容にしたのが後輩たちの理解につながり
功を奏したようです。他は日本土壌肥料学会で発表したもの。
こちらは専門家が聞くため、専門用語が多く
どちらかといえばあまり優しい内容ではありません。
どうやら後輩たちには難しかったかもしれません。
大会の終わったら農業クラブから最後となる環境研究班に
粋なクリスマス仕様のイチゴのショートケーキのプレゼント。
嬉しいことにちゃんと2年生の分もあります。
3年生は放課後になると自動車学校に通っています。
そのためみんな慌ただしく食べては「良いお年を」といって
駆け出して行きました。お疲れ様でした。
明日はクリスマスです！