花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FLORA RETURNS

2024年12月18日 | 環境システム科
これは東京大学の伊藤学術研究センター。
毎年、この会場で高校生のビジネスプランを競う大会が開催されます。
撮影されたのは2018年1月。出場したのは
最後のTEAM FLORA PHOTONICSとなったメンバーたち。
まだ2年生でした。彼らは北国のメガソーラーが、影を避けるため
パネル間がとても広いところに注目。ここでカボチャを育てようという
ユニークなプランを応募し、なんと全国大会に出場。この場所で発表したのです。
その年、彼らはストックホルム青少年水大賞に出場し、準グランプリを受賞しています。
実は園芸科学科最後のTEAM FLORA PHOTONICSも
2013年度に開催された第1回大会に出場。
サンパチェンスを使った空気浄化のビジネスでした。この時の応募数は1500。
しかし2017年度に開催された時は3200。倍以上になっていました。
あれから7年経った今年、なんとFLORAはFLORA HUNTERSと名前を変えて
再びこのステージに戻ってくることになりました。今年の応募数は5100。
とんでもない倍率。よくベスト10に入ったものです。
発表するのは2年生3人組。アイデアは東北の農園が行う大学生支援サービス。
研究とはまったく関係ない、みんなの妄想から誕生したアイデアです。
今年FLORAは、やはりストックホルム青少年水大賞に出場していました。
このプランは居残りとなった2年生が不在の間、考えてくれました。
アイデアができては、メールでストックホルムに送ってくるのですが、
お金がかかるのではとドキドキしたものです。
今週、主催者が全国大会の招待状を持って来校されます。
FFJの上級レポートにビジネスプラン。なんだか忙しくなってきました。
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人の振り見て

2024年12月18日 | 環境システム科
校内プロジェクト発表会が近づいてきました。
FLORAは名農に初めてポスター発表を導入したレジェンド。
したがってポスター発表はお家芸のようなものです。
しかしFLORAがポスター発表の大会に出場するのは基本的に2年生の時。
つまり3年生の彼らは、しばらく発表していないのです。
そんなことで各自練習したら、お互い発表しあい
改善点を探っています。なぜなら一人一研究はFLORAの流儀。
必死にならないと恥をかくのは自分だということを知っているのです。
聞き耳を立てていると、全部説明するからくどい!とか
時間がかかりすぎて飽きてしまうなど、結構な辛口批評。
でも真剣に聞き入っては、改善しようと努力しています。
中には言葉では説明しにくいので、
実物を持っていきたいというメンバーもいます。
それはとても良いことなので奨励しています。
今回も、気化式加湿器、三和土ブロック、砂漠の砂やシラスなどの
サンプルのリクエストを受けています。いずれも土肥実験室にあるものばかり。
彼らにとっては最後の発表。いくらでもわがままをききたいと思います。
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