新たなスタート

昨年の暮れ、地上部が枯れてなくなったサクラソウが葉を出し始めました。
まだ1cmにも満たない小さな葉です。
このサクラソウは加温された温室で管理しているため
自然状態より早い出芽となりました。
もちろん無加温の温室で育苗しているものはまだ顔を出しません。
でもまずはひと安心です。
さて今日は終業式と離任式。
平成24年度、チームは取り組んださまざまな研究が認められ
コカコーラ環境教育賞、テクノ愛、科学の芽賞など５つの日本一を受賞しました。
そんなチームの活動を支援してくださったたくさんの先生方ともお別れです。
たいへんお世話になりました！
明日から授業は一旦お休みになりますが
サクラソウ保護活動報告を県環境保護課に提出するなど
新年度の活動は春休みからもうスタートします。

プロジェクト発表会

先週、２年生の研究を披露するプロジェクト発表会が開催されました。
この大会は６月に開催される農業クラブ県大会に出場する
３チームを決める予選会も兼ねているので
校内大会とはいえどもピリピリした雰囲気があります。
なぜならみんな研究活動が大好きだからです。
大会前日にも練習してる姿が男女問わず学校のあちこちで見られました。
出場枠があるのでしかたがありませんが
できるのものならみんな大会に出場してもらいたいと
感じさせるほどの熱心さです！

ステルニーも結実

遅れて開花したクリスマスローズ・ステルニー。
濃いピンクの花と銀色がかった葉がきれいな種類です。
良く見るとこのステルニーも結実しています！
このようにクリスマスローズは簡単に受粉します。
種子は米粒大もあり、色は黒や茶色です。
露地では６月頃に採取となりますが
これは温室育ちなのでもっと早くなるでしょう。
しかし播種するのは10月頃。
初夏にできた種子を
それまで乾燥させないように保存するのが
一番たいへんなところです。

実を結ぶクリスマスローズ

人工授粉したチームのクリスマスローズ。
ご覧の通り、子房が膨らみはじめました。
面白いことに複数の袋になっています！
うまくいくと、このひとつの袋の中に
５～６粒の種子ができるはずです。
とはいっても採種できるのはまだまだ先。
しかし種子が出来上がると袋が割れて
中の種子がこぼれてしまうので注意が必要です。
チームはこの後、袋が割れても大丈夫なように
花ごと茶こし袋ですっぽり覆う予定です。

春の大雪

３月下旬なので季節はもう春です。
しかし湿った重い雪が大量に降りました。
除雪が入らなければ自動車も動きません。
明日は終業式。
雪の終業式というのもめったにありません！
春が遅いのは旧暦から読み取れますが
こんなに降ると春の農作業に影響があるかもしれません。