花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

まもなく体験入学

2013年07月29日 | 環境システム科
今月末は名農の体験入学。
たくさんの中学生がやってきます!
環境システム科では2つの模擬授業を体験してもらう予定。
ひとつは太陽光発電について。
色素増感型太陽電池を自作しながら発電の仕組みを学びます。
一般家庭で用いられているのがシリコン型太陽電池。
しかしこのタイプは製造コストが高いのが問題です。
ところが新しい色素増感型は植物の色素を使って発電させるタイプで
人工光合成研究から誕生した次世代の太陽発電といわれています。
今回は花の色素を使って発電に挑戦してもらいます。
もうひとつは植物生理と環境の関係。
植物が光の波長によって生育がどのように変わるかを
観察を通して考えてもらう計画です。
生長に有利な環境をもし人工的に作れたら
農業生産効率が飛躍的に伸びることを感じてほしいからです。
チームは園芸科学科の研究班ですが観察に使う植物を提供する予定です。
「農と工のドラマチックな出会い」は環境システム科のキャッチフレーズ。
キーワードは植物生理と環境制御、そしてエネルギーです。
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梅のリンゴジュース漬け

2013年07月28日 | 学校
農場で梅を発見しました。
おそらく農場で収穫されたものでしょう。
梅漬けでも作ろうとしているのかもしれません。
最近の子供たちは塩気が強い梅をあまり食べなくなったといいます。
そこで梅の産地である紀州で子供たちにもっと梅を食べてもらおうと
新しい梅漬けを開発したことが以前テレビで紹介されていました。
それは完成した梅漬けを塩抜きして
今度はリンゴジュース漬けにするというものです。
塩気がなくなり甘酸っぱいお菓子のようになり
給食でも大好評というものでした。
南部町は青森県一の梅の産地です。
さらに県南一のリンゴ産地でもあります。
梅のリンゴジュース漬けこそ南部町そのものの味です。
ぜひ南部町でも作ってもらいたいものです!!
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生物生産科から環境システム科へ

2013年07月28日 | 環境システム科
ここは名農の大型水耕温室。
トマトが春から秋まで栽培されています。
今までは生物生産科が特殊な栽培方法のひとつとして学んでいました。
しかし今年新設された環境システム科では施設園芸の学びが主流となります。
したがってこの温室は今後、生物生産科から環境システム科の
学習の場へと変わることになりました。
施設は食物生産の場でありますが
付属している設備は環境を制御する機器ばかり。
まさに農と工が融合している場です。
来年、環境システム科の1回生が2年生に進級すると
いよいよ本格的な実習が始まります。
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切花用マリーゴールド?

2013年07月27日 | 園芸科学科
草花班のレイズドベッドに
マリーゴールドが咲いています。
でもちょっと花が大きいとは思いませんか?
これは切花用のマリーゴールドだそうです。
ガーデン用と違い、大輪で見栄えがします。
ぜひ花瓶に飾ったところを見たいものです。
またマリーゴールドにはある種のセンチュウに対して
優れた防除効果があるといいます。
草丈も大きいので葉をすきこんだら
かなりの効果が期待できかもしれません。
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空飛ぶ花

2013年07月27日 | 園芸科学科
花が空中に浮いています。
チームと同じ園芸科学科の草花班の仲間は
ぶらさげたペットボトルで花を育てるという
面白い花の楽しみ方を研究をしています。
しかし伺って見ると人を驚かせるものではなく
園芸福祉に活用するものだといいます。
車椅子を使用されている方などはしゃがむことができないため
うまく地面に花を植えることができません。
そこでレイズドベッドという土の面を高くした立体花壇が
開発されましたが、なかなか大掛かりのため
どこにでも作るわけにはいきません。
でもペットボトルをぶらさげるこの方法なら簡単にできます。
福祉施設でも利用しやすい優れたアイデアです!

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