85歳の母が、通っているカーブスで最高齢になった
一番年上の方が、家の中で転んで、やめてしまったからだ。
カーブスは90歳までOKらしいので
その頃まで、通えるといいんだけどと言うと、
知人は、マシンをはつらつと動かすイメージがあるのか
お元気ねえ!と想像なさる。
だらだらやっても、座ってろくに動かなくても
行ったという達成感を私たちは得ている。
店を訪問してマシンに触った=筋肉を使う努力をした
ことにしているが、運動の汗を流していないので、それなりである。
もっと、写真の姿勢で運動したほうがよい
もっと、頻繁に来て頑張ったほうがよい
もっと、この部位を鍛えたほうがよい
などと 指導されたことがないのは、
それを希望していないのがミエミエだからかもしれない。
週に1回30分の筋肉トレーニングをしに行くというより
笑顔を浴びたり、褒められに行く。
すごいね~ 暑い中よく頑張るね~ 肌がきれいね~
前よりしっかり歩いてると▽■さんがいよったよ~
膝がコツコツ鳴らんようになったね~
とスタッフさんから声をかけてもらい
他のメンバーさんが、時々、励ましたり労ってくれたりして
母は嬉しそうな表情になる
カーブスの帰りのランチを母は楽しみにしている。
昨日はジョイフルに行った。500円の和膳がお気に入りだ。
注文の品を待っていると、母娘のペアが続々とやってくる。
年齢が私たちと同じくらいのペアが
隣近所に座ると、
どのテーブルからも、娘のお説教の声が聞こえてくる。
耳が遠くて徐々に大声になるのか
聞こえないふりをしているから、大きな声になるのか
とにかく、周囲の話声も気にならないほどの懸命さが
ひしひしと伝わってくる。
ただ、正論は、正しいゆえに、相手を傷つけやすい。
ねぎらいや、褒める言葉もつけ加えてあげてください。
でもね・・
言うは易し、行うはかたしじゃ。
母が喜ぶ言葉を 私がもっとかけられるようになったら
カーブスを卒業できるかもしれない。