一昨日、ほっこりセミナーについて初めての問い合わせがありました。
「一人暮らしで家族・親族との交流がなく、友人もいない。
お金が無い。病気で出費がかさむ。生活が苦しい。不安で辛い。
生活保護を断られた。生きることが苦しい。
外に出るとますます金が減るので、自宅からの送迎と
参加を無料にしてくれたら行くけど、どうしますか?」
(どうしますか?私)
関心を持ってくれてアリガトウゴザイマスとお礼を述べて、
ご希望に応えられずゴメンナサイとお断りしたものの、あれから悶々としています。
「ほっこりセミナーに参加して欲しい人からチャンスを奪ったのではないか」という気持ちと
「ルールを私が勝手に変えてはいけない」という気持ちで葛藤しました。
希望を叶えなくても、語りたいお話をもっと丁寧に聴くことならできたかもしれません。
セミナーの問い合わせだから、事務局的な枠組みの対応でいいかもしれません。
どうすればよかったのかしら・・・。
相談を担当していて感じるのですが、
今年は「貧困」「生活苦」「無縁」等を訴える方が多くて。
人間関係のトラブルで困るというよりも、
トラブル相手さえいない孤独から派生する不安の相談が増えた印象です。
そうなる過程には、これまでの数々の決断があったわけで。
その人の考え方や行為の積み重ねが現在につながっています。
ご自分を振り返り、考え方をゆるめて、絆を新しく再構築するお手伝いはできます。
でも、困ってる額の現金をどなたにでも差し上げることは、できないことです。
私にできることと、できないことがあることを 想っています。